1950年代イギリスの古き良きファッションや車や備品の数々が素敵。
内容も濃くて良かった。
ジャーナリズムの精神、公平な報道と国営放送、
スエズ危機の裏にある諜報活動と犠牲者、
女性の社会進出、男女問題、などなど。
いっぱい詰まってた。
最後の、「愛国主義者であることと、政府に疑問を投げ掛けることは矛盾しないのだ」という言葉を引き出し、公平で真実を伝える報道ができるのが民主主義と訴えるシーンがとても良かった。
今の日本にも、世界にも言えること。
ベン・ウィショー、色んな役が出来るんだなぁ。
キレ者で生意気だけど、諦めない信念と勇気があるフレディ。
とても似合ってた！！
すぐに顔に出たりむくれたり、ベットの上で飛び跳ねたり、可愛すぎなところも良かった笑。
お互い好意を抱いて大切に思ってるベルを007のマネーペニーと呼ぶ。ベルはそのノリに付き合ってジェームズと呼ぶ。カジノロワイヤルに2人の写真を挟んでいる。
007のボンドとマネーペニーの関係を想ってなのかと思うと少し切ない。。
彼は、切なさを表現するのがうまい役者さんなんだな。
そういう人の演技は惹きつけられる。
