ナツミオ

HANNIBAL/ハンニバル2のナツミオのレビュー・感想・評価

HANNIBAL/ハンニバル2(2015年製作のドラマ)
4.2
WOWOW on demand鑑賞

やっとS2を観終わった〜

ハンニバルの狂気が際立つサイコ・サスペンスのドラマシリーズ作品のシーズン2。
今回の各エピソード・タイトルは和食コース。
各話でハンニバルが調理する和食コースも、美味しそう⁈

シーズン1は、
ハンニバルや他のサイコキラーの華麗(⁈)な、グロい手口が際立ったが、
シーズン2は、
ウィルの内面や葛藤、所々で映画版のエピソードや人物も登場し、より深みのあるストーリーだ。
それぞれのエピソードでのコメントや印象のセリフは各話のあらすじ後に追記。

ハンニバル役マッツ・ミケルセンのダークな演技は見応えあり、ウィル役ヒュー・ダンシーは、時に正気と狂気の狭間を揺れ動く内面、悪夢、ハンニバルに取り込まれそうになる演技は、こちらも物語に引き込まれる怖さ‼️

WOWOW配信が2月までなので、S3も見逃さないようにしないと…

狂気か、それとも美学か…
史上最も残酷な殺人鬼が奏でる死のフルコース。語られなかったレクターの悪の根源を描く、衝撃のサイコサスペンス。

これは無茶面白かった‼️
『羊たちの沈黙』、『レッドドラゴン』以前のストーリー。
犯罪プロファイラー、ウィル・グレアムが犯罪現場で犯人の行動をイメージするシーンがリアル‼️

ハンニバル役マッツ・ミケルセンは、正にはまり役‼️
映画版アンソニー・ホプキンスとはまた違うイメージながらキャラクター、ハンニバル・レクターを魅力的に演じている。

原題 『Hannibal』

2015年米作品
スタッフ
製作総指揮・脚本 ブライアン・フラー
原作 トマス・ハリス『レッド・ドラゴン』
脚本監修 トマス・ハリス
作曲 ブライアン・レイツェル
キャスト
ウィル・グレアム
……ヒュー・ダンシー
……浪川大輔 犯罪プロファイラー

ハンニバル・レクター
……マッツ・ミケルセン
……井上和彦 精神科医

ジャック・クロフォード
……ローレンス・フィッシュバーン
……玄田哲章 FBI行動科学課のヘッド

アラーナ・ブルーム
……カロリン・ダヴァーナス
……佐古真弓 FBIコンサルタント
元心理学教授

ビヴァリー・キャッツ
……ヘティエンヌ・パーク
……長尾明希 FBI行動科学課捜査員

ジミー・プライス
……スコット・トンプソン
……志賀麻登佳 FBI行動科学課捜査員

ブライアン・ゼラー
……アーロン・エイブラムス
……高杉義充 FBI行動科学課捜査員

フレディ・ラウンズ
……ララ・ジーン・コロステッキ ……新聞記者

フレデリック・チルトン医師
……ラウル・エスパーザ
……藤原啓治 ボルティモア州立病院院長

ベデリア・デュ・モーリア博士
……ジリアン・アンダーソン
……日野由利加 精神科医

エイブル・ギデオン博士
……エディー・イザード
……中根徹 外科医

メイスン・ヴァージャー
……マイケル・ピット(シーズン2)
……ジョー・アンダーソン(シーズン3)
……前田剛 精肉事業経営者

フランシス・ダラハイド
……リチャード・アーミティッジ ……津田健次郎 ビデオ加工技師
(連続殺人鬼“噛みつき魔”)




以下ネタバレ含む
あらすじ有り注意‼️

(WOWOW番組内容より)
第1話 "Kaiseki(懐石)
"Kaiseki”
監督 ティム・ハンター
鑑賞日 2022/2/9
殺人の容疑で精神障害犯罪者病院へ収容されてしまったウィルは、ハンニバルに陥れられたと強く主張し、FBIに捜査を依頼する。
ジャックらはハンニバルの指紋やDNAを採取して調べるが、決定的な証拠は出てこない。
そんな折、公園の川で複数の死体が発見される。ウィルに代わってFBIに協力することになったハンニバルは、死体に施された加工から犯人像を推理する……。

オープニングのハンニバルとジャックの死闘は⁇
夢か現実か⁈
そして、その数ヶ月前より物語が始まる。


第2話 "Sakizuke(先付)“
"Sakizuke”
監督 ティム・ハンター
鑑賞日 2022/2/9
ウィルの面会に訪れたハンニバルは、ウィルに力を借りたいと泣きすがられ、再び彼のセラピーを開始することを決意する。一方、ハンニバルのセラピストである精神科医のベデリアは、ウィルに起きた出来事からハンニバルの行動を疑問視し、ハンニバルに別れを告げる。FBIの捜査では、ビヴァリーがウィルから密かに聞き出したプロファイリング結果により、事件の真相に一気に近づいていく……。

冒頭、ハンニバルとジャックの会話でハンニバルの育ての親だった"レディ・ムラサキ”の名前が‼️
"ハンニバル・ライジング“とも繋がってることに、ドキドキ‼️


第3話 "Hassun(八寸)“
"Hassun”
監督 Peter Medak
鑑賞日 2023/1/8
ウィルの裁判が始まる。FBIのプラネル監察官の制止にも関わらずジャックはウィルの
精神の崩壊を招いた責任は彼を事件捜査の現場に引き戻した自身にあると、FBIの非を認めてしまう。その日の審議終了後、ウィルの弁護士宛に封筒に入った人間の耳が届く。ウィルには不可能な犯行であり、ハンニバルはウィルの“崇拝者”の存在に言及する。そんな中、裁判の行方を左右する殺人事件が続発する……。

ジャックやレクターらはウィルの有罪を回避するために奔走。
そして謎の崇拝者が事件を起こす!
”崇拝者“とは⁇
ひょっとして⁈

第4話 "Takiawase(炊合せ)“
"Takiawase“
監督 David Semel
鑑賞日 2023/1/9
蜂の巣がはびこる死体が発見され、ジャックらは捜査に着手する。ウィルは精神鑑定医のチルトン博士とある取引をし、彼の催眠療法を受けることに。催眠療法中、断片的に蘇る彼の記憶の中には、彼の精神をコントロールしようとするハンニバルの姿があった。ビヴァリーは、ウィルのアドバイスを受け自身が追っていた殺人犯を殺した真犯人に繋がる証拠を探すのだが……。

チルトンの治療で彼の記憶の奥底に隠れていた記憶が呼び覚まされる⁈

ビヴァリーが真犯人に繋がる証拠に近づいていくが……⁈


第5話 "Mukōzuke(向付)“
"Mukōzuke”
監督 Michael Rymer
鑑賞日 2023/1/9
仲間の訃報を受けたウィルは、ジャックに連れられ痛い発見現場に向かう。プロファイルを行いハンニバルの犯行を確信したウィルは、チルトンを利用してハンニバルを捕らえようと画策し、かつて“チェサピークの切り裂き魔”を名乗り、真の切り裂き魔の正体を知るギデオンを、同じ病院に呼び戻させる。一方でハンニバルには怪しい男の影が忍び寄る……。

スライスされた狂気‼️‼️‼️
これは凝っている⁈


第6話 "Futamono(蓋物)”
"Futamono“
監督 ティム・ハンター
鑑賞日 2023/1/10
ハンニバルの殺害に失敗したウィルは、ギデオンを脅し、切り裂き魔の正体を暴く証言をさせようとする。ウィルの策略に気付いたハンニバルは、ウィルと親しいアラーナに近づき、彼女と親密な関係を築いていく。ジャックはウィルからハンニバルの人喰い行為の可能性を聞かされて間もなく、新たな殺人死体発見の報を受ける。時を同じくして、ハンニバル主催の盛大な食事会が開催され……。

牧場で起こった猟奇事件。
死んだ馬から発見されたのは…⁈

ハンニバルとアラーナの関係。

ギデオンの失踪。

ハンニバルのアリバイの証人はアラーナ。
アリバイ工作が周到すぎる‼️


第7話 "Yakimono(焼物) “
"Yakimono “
監督 Michael Rymer
鑑賞日 2023/1/10
ジャックの教え子ミリアムは、曖昧な記憶の中、彼女の腕を切り落とし監禁した犯人特定のため、容疑のかかるハンニバルとの面通しに臨む。一方、殺人の容疑の晴れたウィルは釈放されアラーナと再会するが、ハンニバルに肩入れする彼女から、ハンニバルを殺そうとしたことを非難される。チルトンはハンニバルに殺される恐怖に駆られ、FBIに保護を求めるが……。

罠にハマったチルトン。
それだけでは終わらなかった⁈
ミリアムも“彼”の影響下にあったのか⁈


第8話 "Su-zakana(酢肴)“
"Su-zakana“
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
鑑賞日 2023/1/10
馬小屋で、死産の後に息絶えた牝馬が発見される。馬の腹には何者かに帝王切開された跡があり、縫合された腹の中から女性の遺体が出てくる。ハンニバルのセラピーを受けつつ再びFBIの捜査に協力することになったウィルは、事件現場から犯人像をプロファイリングし、動物保護施設で働くピーターに行き着く。ハンニバルは、セラピーを担当する女性患者マーゴから兄殺し未遂の告白を受け……。

“異常な状況での異常な反応は正常だ!”


第9話 "Shiizakana(強肴)”
"Shiizakana“
監督 Michael Rymer
鑑賞日 2023/1/10
トラック運転手が、車の屋根の上で獣のようなものに襲われ殺される。ウィルは、歯形のついた遺体写真を手に精神科病棟に収容されたピーターを訪れ、写真を見たピーターの発言と自身の分析から、犯行が人間によるものと断言する。ハンニバルはかつて彼の患者だった「自分を人間の姿に生まれた獣」と思い込む男を思い出す……。

遂に一線を超えたウィル⁈


第10話 "Naka-choko(中猪口)”
"Naka-choko”
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
鑑賞日 2023/1/10
殺人に手を染めてしまったウィルは、ハンニバルの助けを得て、自身に容疑がかからないよう画策する。一方で、ハンニバルのセラピーを受けているマーゴと親しくなるが、マーゴにはある目的があった。記者のブラディ・ラウンズは、チルトンが切り裂き魔と特定された後も、ハンニバルを切り裂き魔と疑い、ウィルから情報を聞き出そうと嗅ぎ回り……。

”僕をあなたの影響下に置くことはできない“

“僕は行動を起こすために善悪の概念を捨てた”

”私を悪とはいえない“

遂に登場‼️
メイスン・ヴァージャー
映画版 『ハンニバル』に出ていたメイスンがこんなところに⁈
やっぱり繋がっていて面白い‼️


第11話 "Kō No Mono(香の物)“
"Kō No Mono“
監督 デヴィッド・スレイド
鑑賞日 2023/1/11
駐車場で焼死体が発見される。FBIはラウンズの遺体と特定し、検死に立ち会ったハンニバルとウィルは、犯人像を互いに分析する。別の日、ハンニバルとウィルは、マーゴの妊娠を知る。マーゴは妊娠することを望み、ウィルと関係を持ったのだった。ウィルは、ハンニバルと親密なアラーナにハンニバルの危険性を忠告する一方で、自身はハンニバルを心のより所とするようになる。

”妹の名は、ミーシャ“

“ウィル、宇宙が収縮し…時間が逆行し
 カップが元通りになったら…
  アビゲイルが君の元に戻るかも”
『TENET』のような世界観⁈

この後、2人が見つめる、鹿ツノの阿修羅像が超不気味〜〜

拳銃の発射シーンの逆回し映像。
これも『TENET』であったようなシーン。

”お前の豚にはレクターは傘を食わせろ!“


第12話 "Tome-wan(止め椀)”
"Tome-wan“
監督 Michael Rymer
鑑賞日 2023/1/11
マーゴの身体に傷を負わせた兄メイスンの処置について話し合うハンニバルとウィルは、彼を殺すことで意見が一致する。
後日、ウィルとジャックはどのようにハンニバルを追い詰めていくかを議論する。
そしてかつて、ハンニバルのセラピーを担当していた精神科医のペデリアを呼び寄せ、彼女の知るハンニバルの本質を聞き出すのだった。一方、ハンニバルを二人組の男が襲い……。

メイスンの顔の秘密はこれだったか⁈
映画ハンニバルにつながるつながる〜‼️


第13話 "Mizumono(水物)”
"Mizumono“
監督 デヴィッド・スレイド
鑑賞日 2023/1/11
ウィルはジャックに正体を明かすようハンニバルを説得する一方で、ジャックとはハンニバルを捕える作戦を練る。
ハンニバルから晩餐への招待状を受け取ったジャックは、自身が危険に晒されることを覚悟で、ハンニバルの家を訪れる。
キッチンで食事の準備を始めるハンニバルに銃口を向けるジャック。ついに2人の闘いが始まる……。

“その時が来たら…使命を果たすか?”

”もちろん“


終盤の衝撃の展開‼️‼️

第一話は、ここに繋がるのか〜⁉️

S3も観ないと〜‼️
ナツミオ

ナツミオ