ナツミオ

HANNIBAL/ハンニバル3のナツミオのレビュー・感想・評価

HANNIBAL/ハンニバル3(2015年製作のドラマ)
4.2
WOWOW on demand鑑賞

やっと最終シーズン3を見終わった。
配信は今月末までなので間に合った…
マッツ・ハンニバル最高‼️

ハンニバルの狂気が際立つサイコ・サスペンスのドラマシリーズ作品のシーズン3.
今回の各エピソードのサブ・タイトルはイタリア料理のコース。

シーズン1は、
ハンニバルや他のサイコキラーの華麗(⁈)な、グロい手口が際立ったが、
シーズン2は、
ウィルの内面や葛藤、所々で映画版のエピソードや人物も登場し、より深みのあるストーリー。

狂気か、それとも美学か…
史上最も残酷な殺人鬼が奏でる死のフルコース。語られなかったレクターの悪の根源を描く、衝撃のサイコサスペンス。

これも無茶面白かった‼️
シーズン3は、
映画『ハンニバル』、『レッド・ドラゴン』、そして『ハンニバル・ライジング』にもつながるストーリー。
時代は現代へうまく変えられている。

ハンニバル役マッツ・ミケルセンは、正にはまり役‼️
映画版アンソニー・ホプキンスとはまた違うイメージながらキャラクター、ハンニバル・レクターを魅力的に演じており、彼の代表作の一つと言ってもいい。

当初シーズン7までの構想だったがS3で終わってしまった。続編を望む声が多いのもその通り‼️
また最近でも主役俳優たちのコメントも出たりしている。
お金持ちのどなたか、続編に出資されては⁈


それぞれのエピソードでのコメントや印象のセリフは各話のあらすじ後に追記。

原題 『Hannibal』

2015年米作品
スタッフ
製作総指揮・脚本 ブライアン・フラー
原作 トマス・ハリス『レッド・ドラゴン』
脚本監修 トマス・ハリス
作曲 ブライアン・レイツェル

キャスト
ウィル・グレアム
……ヒュー・ダンシー
……浪川大輔
犯罪プロファイラー

ハンニバル・レクター
……マッツ・ミケルセン
……井上和彦
精神科医

ジャック・クロフォード
……ローレンス・フィッシュバーン
……玄田哲章
FBI行動科学課のヘッド

アラーナ・ブルーム
……カロリン・ダヴァーナス
……佐古真弓
FBIコンサルタント
元心理学教授

ビヴァリー・キャッツ
……ヘティエンヌ・パーク
……長尾明希
FBI行動科学課捜査員

ジミー・プライス
……スコット・トンプソン
……志賀麻登佳
FBI行動科学課捜査員

ブライアン・ゼラー
……アーロン・エイブラムス
……高杉義充
FBI行動科学課捜査員

フレディ・ラウンズ
……ララ・ジーン・コロステッキ
新聞記者

フレデリック・チルトン医師
……ラウル・エスパーザ
……藤原啓治
ボルティモア州立病院院長

ベデリア・デュ・モーリア博士
……ジリアン・アンダーソン
……日野由利加
精神科医

エイブル・ギデオン博士
……エディー・イザード
……中根徹
外科医

メイスン・ヴァージャー
……マイケル・ピット(シーズン2)
……ジョー・アンダーソン(シーズン3)
……前田剛
精肉事業経営者

フランシス・ダラハイド
……リチャード・アーミティッジ
……津田健次郎
ビデオ加工技師
(連続殺人鬼“噛みつき魔”)





以下ネタバレ含む
あらすじ有り注意‼️

(あらすじはWOWOW番組内容より)
第1話 “Antipasto(アンティパスト)” Antipasto
鑑賞日 2023/1/14
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
惨めたらしいあの出来事から数ヶ月後。
ハンニバルはFBIの追跡を逃れフランス・パリからイタリア・フィレンツェへ。
彼はフィル博士と名前を変え、博物館で過ごす日々を送っていた。しばしばギデオンと囲んだ食卓での皮肉めいた会話を思い出すハンニバル。そんな穏やかな暮らしの中、彼はアントニーニという青年と出会う……。

映画版『ハンニバル』の頃とリンクするフィレンツェ・パート。
怪しげな登場人物たちで早くも掴みはOK!


第2 話 “Primavera(プリマヴェーラ) ”
Primavera
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
鑑賞日 2023/2/13
ウィルはハンニバルを追い、記憶の宮殿の入り口であるイタリア・パレルモのノルマン礼拝堂に来ていた。そこにはハンニバルによって、ウィルの来訪を祝うかのようにある“芸術作品” が飾られていた。
イタリアのパッツィ主任捜査官は、ウィルの記録から、20年前にフィレンツェにいた殺人鬼”イル・モストロ“とハンニバルの関連を確信。主任捜査官はウィルに捜査への協力を求める。

S2のラストの描写。
”3人で新しい生活を始めたかった“

“芸術作品”が不気味。

パッツィ。
映画版のキャラと同様の雰囲気。


第3 話 “Secondo(セコンド) ”
Secondo
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
鑑賞日 2023/2/15
パレルモから戻ったハンニバルはウィルと会ったことをペデリアに報告し、さらにウィルが次にハンニバルの故郷に向かうと推測する。ウィルは1人でリトアニアのレクター城へ向かい、ハンニバルの過去を知る人物”千代”と出会う。その頃パレルモではパッツィ捜査官が殺人鬼”イル・モストロ“を捕えるために、ある人物に協力を依頼する……。

ドラマ版オリジナル・キャラの千代。
ハンニバル・ライジングのレディ・ムラサキっぽい。


第4 話 “Aperitivo(アペリティーヴォ)”
Aperitivo
監督 Marc Jobst
鑑賞日 2023/2/15
復讐に燃えるフレデリック・チルトン博士は、ハンニバルの被害者の中での数少ない生き残りであるメイスン・ヴァージャーを訪ねるが、方向性の違いで話し合いは決裂する。重傷から回復したアラーナ・ブルーム博士はハンニバルの家を訪ねウィルと再会。ウィルは「懐かしい友人に会いに来た」と語る。歩けるようになったアラーナは診察のためメイスンを訪ねるが……。

メイスン側に付くアラーナ⁈


第5 話 ”Contorno(コントルノ)“
Contorno
監督 ギレルモ・ナヴァロ
鑑賞日 2023/2/19
フィレンツェは向かう列車の中で、ハンニバルと過ごした幼少時代について語る千代
。何故ハンニバルはフィレンツェにいると分かるのかと尋ねた千夜にウィルはウフィツィ美術館のポストカードを見せる。一方、ボルティモアにいるアラーナがハンニバルがフィレンツェにいるであろう証拠をつかんだ頃、パッツィ主任捜査官は“フェル博士”と会っていた……。

パッツィ、意外と早い退場。


第6 話 “Dolce(ドルチェ)”
Dolce
監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ
鑑賞日 2023/2/19
闘いの後、バルコニーから吊るされる死体を見ながら、ウィルとジャックは次の一手について話し合い、”フェル夫人“ことペデリアに会いに行くことにする。ペデリアは傷の癒えたハンニバルと袂を分ったあと、1人でウィルたちの訪問を受ける。一方、ボルティモアでは、アラーナとメイスンがテレビから流れるイタリアのニュースに目を奪われていた……。

ウィルがやばい事態に⁈
叫ぶジャック‼️

千代の凄腕振り‼️


第 7話 ”Digestivo(ディジェスティーヴォ)“
Digestivo  
監督 Adam Kane
鑑賞日 2023/2/20
マスクラット・ファームに囚われたハンニバルとウィル。メイスンと対面した2人はそこで、彼の”計画“を告げられる。
囚われの身の2人にとって、それは“食材”になることを意味していた。
ウィルを救うため、アラーナは囚われのハンニバルに助けを求める。その頃、マーゴットは兄から「失ったものを取り戻せる」と教えられ農場へ向かい……。

メイスンの邪悪な企み。

アラーナの決断。

“カップと時間と混沌の法則を話そう”


第8 話 “The Great Red Dragon(レッド・ドラゴン ~序章~)”
The Great Red Dragon
監督 ニール・マーシャル
鑑賞日 2023/2/25
フランシス・ダラハイドという男は、ウィリアム・ブレイク作の水彩画「偉大なる赤き竜と太陽の衣をまとった女」の虜だった。彼は背中に偉大なる赤き竜のタトゥーを入れ、特別な義歯を手に入れる。
3年後、穏やかな生活を送っていたウィルの元に、ジャックが捜査協力を求めに来る。”噛みつき魔“による犯行が、ウィルを“過去”へ引き戻す……。

フランシス・ダラハイド登場。
ここから『レッド、ドラゴン』パートへ。

やっと幸せな家庭を持ったウィルに、ジャックが訪れる不穏な展開へ。

“あなたを分類することは出来ない”


第9 話 ”And the Woman Clothed with the Sun...(レッド・ドラゴン ~誕生~)“
And the Woman Clothed with the Sun...
監督 ジョン・ダール
鑑賞日 2023/2/25
ハンニバルと再会したウィルは、事件の資料を渡し”専門家“としての意見を求めた。
ハンニバルのアドバイスに基づき犯行現場の捜査をするウィルは、フレディ・ラウンズと偶然会う。ラウンズはウィルに“噛みつき魔”に対する推理を話したうえで、捜査協力を申し出る。その頃、ハンニバルのもとへ1本の電話が……。

ハンニバルの思惑が恐ろしい展開へつながる。


第10話 ”And the Woman Clothed in Sun(レッド・ドラゴン ~覚醒~) “
And the Woman Clothed in Sun  
監督 ギレルモ・ナヴァロ
鑑賞日 2023/2/25
ハンニバルに弁護士を名乗って電話をかけてきたのは、フランシス・ダラハイドだった。彼は「ハンニバルの大ファンで、あなたは自分の理解者である」と熱い思いを伝える。べデリアと再会したウィルはハンニバルに会わないよう警告されるが、新たに捜査資料を持ってハンニバルに会いに行く……。

ハンニバルに会わずにいたウィルだが…
べデリアは、ウィルの新しい主治医⁇


第11話 ”…And the Beast from the Sea(レッド・ドラゴン ~葛藤~) ...“
And the Beast from the Sea
監督 Michael Rymer
鑑賞日 2023/2/25
美術館で”レッド・ドラゴン“と遭遇したウィル。偶然の出会いは、ハンニバルによって仕組まれたものだった。獄中にいながらもハンニバルはウィルとフランシスの双方を巧みに操り、ウィルの大切な家族をも危険にさらす。アラーナはハンニバルと交渉し、“レッド・ドラゴン”の足がかりを掴もうと試みる。

ウィル不在の間に愛犬たちに体調の異変⁈
中国製ドッグフードは危険⁈
ウィルに知らせないの⁇

ウィルの大切な家族に迫る影…


第12話 ”The Number of the Beast Is 666...(レッド・ドラゴン ~暴走~)“
The Number of the Beast Is 666...
監督 ギレルモ・ナヴァロ
鑑賞日 2023/2/25
家族との絆を失いかけているウィルはペデリアの元に通い出した。そこでウィルはハンニバルの自分への感情に気付かされる。FBIは”レッド・ドラゴン“をおびき出すため、チルトン博士の協力の元、ラウンズに誹謗中傷の記事を書かせる。しかし、罠を仕掛ける前にチルトン博士がレッド・ドラゴンに捕まってしまう……。

チルトン博士のエゴがまた悲劇の始まり。


第13話 ”The Wrath of the Lamb(羊の怒り)“
The Wrath of the Lamb
監督 Michael Rymer
鑑賞日 2023/2/25
ウィルは“レッド・ドラゴン”を殺害するために、ハンニバルを使って彼をおびき出す計画をたてる。べデリアは警告するが、ウィルは危険を承知のうえで計画を実行する。そして賽は投げられた……。

終盤のバトルが凄い‼️‼️

このサブ・タイトルから
次のシーズンが続けば、“羊たち…“に繋がったのかも⁈

ラストのべデリアの食事シーンは⁈

続きが観たい〜‼️
ナツミオ

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