エクゼピア

仮面ライダー555のエクゼピアのレビュー・感想・評価

仮面ライダー555(2003年製作のドラマ)
4.8
Standing By....

葛藤や愛憎が渦巻く中、夢の無い男が夢を見つけるまでの物語。

舞台は人間が進化した新しい種族(怪人):オルフェノクが誕生し、人間を襲いつつある世界。
怪人でも人の心を持ち人を守ろうとする者や、
人間でありながら非道な悪事を行う者。登場人物における善悪の境界線が曖昧で、
人間模様が非常に複雑なのがこの作品の特徴です。
そして、34話に物語の根底に関わる重大な真相が明かされるのですが、
それを知った上で見返してみると
そこに至るまでに張り巡らされた伏線には鳥肌が立ちました。

完成されたライダーのデザイン(特に夜の発光モード、ファイズ アクセルフォームにはハマりました)や、
ガラケーや電化製品モチーフのリアリティある変身ガジェットも魅力的でした。

そして来年、
20周年記念の完全新作の続編が公開されます。
個人的には綺麗に完結した印象のある本作をどう動かすのか、
期待と不安もありますが待つのみです。

(ドラマ#27/再視聴/リアルタイム視聴)
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