最後の最後まで、関谷はクソだったなぁ…
突然、大地震が発生し、荒廃した世界に取り残された高校の校舎で、偶然居合わせた花屋の娘・三崎結花と高校教師・浅海暁生と校内に残っていた数人の生徒が、サバイバルを余儀なくされる…
まぁ、だけどあんな状況に突然置かれたら、絶望しかないよね。食料も限られ、飲む水もないなんて、どうすれば良いか解らないしね。それでも生徒たちが生きる望みを捨てなかったのは、三崎と浅海が引っ張ってくれたお陰だよね。でも、人間って追い詰められると本性が出てくるんだわ。
特に酷いのは先生でもある関谷。
常に考えるのは自分の事だけ。危機的な状況になっても、そこは変わらず、絶えずトラブルの元になる。
とにかく最悪！食料庫のカギを手に入れると食料を一人占めし、その食料をエサに自分の思い通りにしようとする
人間のエゴの深さを体現してる人物。そういう人物が居るだけでも大変なのに、次々とトラブルが起こっていく。
その中で、何故こうなってしまったのか？、何故、砂と岩しかない砂漠になってしまったのか？が明らかになっていく。
人間のエゴにより、砂漠化が進み、残された豊かな土地を化学兵器などを使い奪おうとした結果、地球は汚染され人類は住めなくなったのだ。
こういうテーマをドラマにしょうと思ったのは、思い切ったチャレンジだよね。一歩間違えは、説教くさい話にしかならないから。
そうならなかったのは俳優陣の熱さだったのかも。若い俳優も多く、演技も拙いんだけど、心を揺さぶられる事も多かったし。
それにしても、今考えれば凄いメンツだよね。
その頃人気だった、常盤貴子や窪塚洋介、そして今や人気俳優の山田孝之に山P、妻夫木聡に水川あさみ、香里奈とかね…
個人的には鈴木えみが可愛かったけどねぇ。演技はさておき…
なかなか面白かったです。
