このレビューはネタバレを含みます
ヴェラの出産によりウィルが看守長に。
マリーの画策によるクーデターが失敗に終わり、アリーがボスに交代。
キャスになりすましたファーガソン、フィンガー・ケリーことルー、性転換を切望するレブのカップル、“ダークホース”ジュディ、シーラの参入で今回も大波乱。ファーガソン復活でフリークっぷりが存分に楽しめるかと思ったのに記憶喪失。ずっと記憶を無くしてるふりをしてるだろうなと思ってみてたら、ガチだったなんてつまんない。ファーガソンはあのキャラだから引き立つなのに中盤でようやく思い出すだなんて。
てっきりファーガソンが暴走するかと思いきや、後半は復帰したリタとアリーの一派vsルーの対立、ファーガソンとジュディとマリーがチラチラ騒ぎ立てる展開。以前のようにファーガソンのフリークショーをまたやるのは二番煎じかもしれないけど、やっぱり暴走する姿を見たかった。それでも、ブラックムーア刑務所時代のファーガソンを知るイヴの参戦、ジュディによるアリー殺人未遂、マリーの死、ブーマーの妊娠etc見所も沢山で飽きさせない内容。
最後はキレイに纏まった終わり方だったように思う。成敗されるべきルーは捕まり、不正と厭わぬ大義を持って正義を行ったベラは見逃され、闇を抱えたまま消えていくファーガソン。（プリズンブレイクのように）いつか、アフターストーリーを見てみたいものです。
