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ランチの女王のakariのレビュー・感想・評価

ランチの女王(2002年製作のドラマ)
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楽しかった!あったかい鍋島家のちょっとシュールな会話が好きでした。竹内結子がとにかく可愛すぎる…。なつみ、結構ムリヤリ鍋島家に住みついてて笑いました。次男はアツくてかっこよくて面白くて、三男は純粋で可愛いです。そして四男、何にも考えてなさそうなチャラさがおもろい。本当に高校生か?
勇二郎の「大嫌い」が「でえきれえ」なのが面白かったです。純三郎が覚悟して告白しようとしたのに光四郎が横入りしてきたのもゲラゲラ笑いました。
「本当にありがとう。このお店も、オムライスの味も、前と全然変わんないで、なんだかあたたかで。すごく嬉しかったです。勇気出して子ども連れてきて良かった」一人ひとりのお客さんが印象的で、背景と思い出があるのが好きでした。
お父さんがデミグラスの味で全てを伝え残していくのがかっこよすぎました。昔ながらの親父って感じで渋かったです。光四郎は意外にもそして年相応に父親の死に落ち込んでいました。落ち込むと家出して、そんな時は必ずいつもは話さないお父さんが迎えに来てくれる。末っ子っぽい素敵なエピソードだと思いました。光四郎のブレないキャラクターが良すぎました。山Pにしか許されないテキトーさがたまらなかったです。ミノルが元ヤンなのがまじでツボでした。
森田剛だ!!!怖い!!!(褒め言葉)なつみが出ていっていじけてる勇二郎が可愛かったです。テレビの取材を受け、みんなでなつみへのメッセージを言う中、「3年4組のみんなー見てるー?」って言ってる光四郎が面白すぎました。ずっと一人だけ的外れで最高。平和な鍋島家の雰囲気が可笑しくて懐かしくて涙が出そうになります。感動しました。
ミノルと光四郎の男子高校生感が可愛いです。なつみに全く相手にされない光四郎、気にしてない光四郎、好きすぎる。勇二郎か純三郎と結婚するよう促す光四郎はナイスでした。
なつみから誘われて目をキラッキラさせて喜ぶ純三郎が可愛かったです。勇二郎の誕生会の明るい空気が本当に良すぎました。光四郎のスイーツ作りの才能が怖い。修史のことを指名手配の人って呼んでるの笑いました。ミノルがいい味出しすぎだし、そこに混ざるとまちゃんが可愛くて良いシーンでした。とまちゃんのキャラが好きです。素直でいい子。「好きです。先週くらいからずっと」短!ミノルと付き合うことにした理由が、楽しそうだからなのがとまちゃんらしくて好きでした。
最終回、修史の涙が良かったです。誰が美味しいものを食べたっていいじゃないか。マカロニはきっと今日も同じ場所で誰のことも待ってくれています。健兄もなんだかんだ、家族に甘えているんだと思いました。不誠実な彼なりに家族のことは大切にしている?のかもしれません。戻ってきたらまた喧嘩になるだろうけど、きっとまた笑顔も生まれるんだろうなと思います。「なんか寂しかったり、なんか楽しかったりする誰かがいつ来てもここにあるように。そのためにここでずっと、ランチをやってるんだな」「そうだよ、みんなまた戻ってくるんだよ」「私わかってたもーん。それがランチなの」なっちゃんらしい、明るくてキラキラした笑顔のラスト!!あーオムライス食べたい!!
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