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マーベル クローク&ダガーのyukaのレビュー・感想・評価

マーベル クローク&ダガー(2018年製作のドラマ)
3.8
全然観られてないけどそこら辺のドラマより私は好き。ここ2年で学んだことは、人には人の価値観があり、好きな物や響くものは人によって異なる。ので、点数という言葉を使わなくなった。好き度という私の基準ではという記し方をするようになった。ので、この感想も私の基準だけどとかいう今更何を?みたいなことをたまたま最近また考えてたのでここにも書いておこうと思って。

黒人男タイロン
白人女タンディ

人間誰でも知らないところで苦しいことがあると思うんだけど、私は自分に近い苦しみを見ることが好き。同じじゃなくていい。少しでも同じだと思えたら自分は異常じゃないと思えるから。性格悪いけど。でもそれで自分の心を守れたりもする。
これはなんかそんなドラマだった。

白人だけど家庭に問題のあるタンディ。今を生きることに必死で形振りかわあない。生きるためには何でもする。私は彼女に共感できてしまってしんどかった。
黒人だけど両親の(主に母親の)努力で上流にくい込んだ家庭に育ったタイロン。彼には兄を危険に晒したという負い目があり、2人分の命を抱える重圧がある。正しくあらなきゃという義務感と両親の期待、肌の色も含めて色々な葛藤がある。お金があっても上手くいかない。アメリカ的だけど。

闇があるのがとてもいい。そして味方が見つかるのも。
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