エクゼピア

仮面ライダーアギトのエクゼピアのレビュー・感想・評価

仮面ライダーアギト(2001年製作のドラマ)
4.2
"目覚めろ、その魂!"

ミステリアスな展開と、全くタイプの異なる複数ライダーの活躍が見どころの平成ライダー2作目

話の軸となるキャラクターはライダーに変身する3人の青年
"既に仮面ライダーである男"、記憶喪失ながら器用で明るくマイペースな青年、津上翔一=アギト
"仮面ライダーになろうとした男"、不器用ながら正義感の強い警官、氷川誠=G3(後に強化形態G3-X)
"仮面ライダーになってしまった男"、理不尽な運命に翻弄されながらも前を向く青年、葦原涼=ギルス
謎の怪事件を通じて、混じり合う3人とその周りの群像劇。複雑な人間模様と終盤にかけて解き明かされていく壮大な謎に引き込まれました。
シンプルでスタイリッシュなアギト、メカニックで重量感のあるG3、野性的なギルスとアクションシーンも三者三様で楽しめます。
個人的には、第4のライダー・アナザーアギトが出番こそ少ないものの、渋くて好きでした。

前作クウガの雰囲気や設定も踏襲しながら、複数ライダーの登場、シリアスの合間の和むようなコメディシーンや、毎話終盤に流れるエンディング曲、夏の劇場版など後のシリーズにも大きな影響を与える平成ライダーの礎となる作品でした!
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