昭和ライダーの頃は生まれてないか自我が芽生えてなくて、平成ライダーが始まる頃には特撮に興味が無くなってたって世代なので、ちゃんと全話観た初めての仮面ライダーってことになる。
YouTubeに無かったら多分スルーしてると思うので東映に感謝。
思ったよりは丁寧にストーリーが作られていて楽しかった。
後半になってどんどん謎が解明されていく様や、キャラクター達が徐々に成長していく姿にグッとくるのは51話という長さも大事な要素なのかもしれない。
個人的には「持たざる者」である氷川のひたむきさに泣かされた。俺も憧れたものになれなかったただの人間だからかな。ガキの頃に観てたらまた違ってくるのかもしれない。
(終盤に登場する津上(沢木)の先生が完全にパワハラクソ野郎にしか見えないが、これも当時だったら何とも思わないかも…)
升毅以外だいたいみんな拙い演技だがそれもまた良しとしよう。
オシリーナの可愛さに気付けたのも収穫。