ワイカ

ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン5のワイカのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 フランクはこれまた無茶苦茶な手法と敵失で大統領選に勝つも、それまでのオイタが祟って周りが次々と距離を置き始める。そんでそういう人たちをまたねじ伏せにかかる。

 いやもうね、ここまで来るとやりすぎでしょ。もうわけわからん。てか無理でしょ、こんなことまでして生き延びるの。あまりに無理がありすぎて疲れてしまい、後半は義務感だけで見ました。ほとんど修行。ここまで誰にも共感できないドラマってある意味すごい。

 そんで終盤は、もしやこの頃ケビン・スペイシーに例の疑惑が持ち上がって降板させるため?と思わせる強引なまとめ。邪魔になった人を大統領と副大統領が直接手を下して殺すとか、そんなバカな。最初の頃に続き完全に安っぽい三文ドラマ。てかどう頑張ってもバレるでしょ、その手口。

 ケビンさんはプライベートでもドラマでもゲイだったというオチはいいとして、そのゲイ設定いる?

 そしてこの気持ち悪い夫婦がなぜ権力に執着してるのかも、何を目指してるのかも、ダグは結局なんでこんな人にここまで忠誠を誓ってるのかも、まともに説明されないからまったく感情移入できない。こんなに長くやってるのに肝心なことが語られないという不条理。製作陣で誰か指摘しなかったのか。

 ドラマは長くやりすぎたらダメという典型的なパターン。昔の少年ジャンプの人気漫画パターン。

 次のシーズンはめちゃくちゃ評価低いけど、その前にこのシーズンが評価高い理由が分からず。逆に次のシーズンは面白かったりして。でも、もう見る気力がわかない…
 
ワイカ

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