このレビューはネタバレを含みます
現実は小説よりも奇なり、と言わんばかりに選挙をハックしてトランプ政権が爆誕した裏で制作された本作。
くしくも、トランプとは違うやりかたで選挙をハックして大統領となるのだけど、現実と比べてドラマが地味に映ってしまう点は否めない。
強引に進めてきた”手法”も、どんどん詳らかにされて追い詰められ、またそれを握りつぶすために悪事を重ねていくも、さすがにワンパターンかつ無理に見ていて感じてくる。
Netflixの初期の頃の看板ドラマとして栄華を極めた本作自体の凋落が、フランシスのそれと重なって見えてしまうシーズンになったなぁ。
(そしてme too!運動の中のケビンスペイシーの件に繋がっていくのも、また何とも数奇なめぐりあわせで。)