「どうする家康」が意外と面白かったので、ずっと録画ストックしてた(しかも北海道先行放送の！)松潤のこちらを鑑賞。ううーんなんかわかる…！まさに家康の走り、同じ「時代を変えた人」。評価低いですが(苦笑)、今年の大河を観る方には同じ主演の歴史物、凝縮版としておすすめかと思います。
松潤カッコいいと思う！武士の恰好が似合うね。
すっごく正統派、でもまさに「か弱きプリンス」で(見たまんまといえばそうなんですが)、ちゃんと意志を持ってて流されない所とか、好感。
リセが誰なんだ…と思いながら観ていましたが、途中で気づいた。
深キョンか！！
このキャスティングだけ、ミスキャスト感がありましたが(苦笑…なんかあまり彼女は意志が強そうに見えない。ただ単に朴訥と喋ればいいってもんじゃないような？)、後半は馴染んでました。
ほか、北海道民ならワクワクしかないキャスティング！
まず、リセの義父役の宇梶剛士さん。
彼はリアルにアイヌなんですよね。ハーフなのか。
アイヌ物には欠かせない役者さんです。
アイヌをモチーフにした舞台をされていて、昨年、それが映像化された映画を観ましたが、2022年ベストに入る勢いの良作でした。(ただ、本当に舞台を映画(劇場上映)にしただけなので、入れませんでしたが…)
「永遠の矢 トワノアイ」という作品です。私は先にそちらを観ていたので、本作におけるアイヌの扱いにそこまで衝撃を受けませんでしたが、逆にそちらを観た時、物凄く衝撃を受けました。皆に知って欲しい内容です。DVD化はしていないのかな…？
同じ意味で、本作（永遠のニシパ）も観て欲しいです。
個人的に、宇梶さんは映画「ゴールデンカムイ」確定だと思ってます！
めっちゃ楽しみにしてます。
そして、小日向文世さん！！
道民にはわかさいものCMでおなじみです^^
彼の役がまた絶妙すぎた…まさに北海道の名付けの瞬間に立ち会った人(笑)
ここまで書いたら言うまでもなく分かると思いますが、小日向さんも北海道御出身です。
その二人が二大メジャーな方で、あと、北海道関係の映画作品によく出てくる斎藤歩さんとか、富良野塾御出身の納谷真大さんとかも出てました。
(と言ってもこのお二人は私は顔がよく覚えられていないので、エンドクレジットで気づいた)
誰脚本なんだろう…と思ったら、大石静さんでしたか。
大石さんはあまり良い印象が無いんですが(というほど観れてないが)、本作はわりとよかったと思います。けど、ちょっと微妙に思った所がやっぱり大石さんぽかった…(苦笑)この人の恋愛ネタはあまり好きではない。だから深キョンが気になったのかも。でも単発なのでサラッとうまくまとめてたとは思う。
ちなみに来年(2024)の大河は全く期待してない、ごめん(大石さんが脚本)。でも大河なのでこれに近ければいい感じなのかな…？よく考えたら、松潤も大石さんもパイロット版ですね(既に決まってて単発でお試しだったのか、これの反響を見て決めたか)。私が観た北海道先行版には、いわゆる大河の最後2-3分にやってる「○○紀行」みたいなご当地紹介も付いていて、まさに！大河でした。
劇伴が梶浦由記さん！
鬼滅の刃の曲とかを作られている方です。アニメ界ではめっちゃ有名な方だと思います。ドラマだと、吉高ちゃんの作品の劇伴が多いのか…(花子とアン、風よ あらしよ)という事は、恐らく来年の大河の劇伴も彼女ですね。
語りが中島みゆきさんだったのか…！
という事を最後に知って、痺れました。
まさに北海道で固めてる布陣、最高。
これ書く前にチラッと感想(の日付)見たのですが、直近で年始に再放送してたのかな…？今年の大河始まりにあわせて最速で来年の大河呼び込みだったのか？…いやいや、松潤の大河が始まるからですね。そっちの方が正当な目的だわ。
と思って確認したら、NHKプラスでまだ観れますね！
興味のある方は是非。1月11日(水)午前1時くらいまでです。
