1883→1923→本作シーズン1 と、脚本の時代系列順に観ている。
本シリーズは言うなれば…カウボーイハットを被った"ゴッドファーザー"だね。
実にハマっているケビィン・コスナーと、娘ベス役の女優の成り切り上手さに魅了されている。
しかしながら実に乗馬技術は皆凄い。
時折り挟まれるバッファローや他、動物達の移動シーンも圧巻。
山々が輝く日の出や日没風景、その静謐に澄み渡る空気感は、よく知る者にしか撮れないだろう美しさだ。
御話のドタバタに奇抜さが少なかったとしても別に良い。
昨今のこれでもかといった風の(視聴者を驚かしてやろう的な)競い合い作品より、先に記した様なの絵のレベルが高ければ、ワタシは結構と毎回魅入ってしまう。
昔、自分が痩せた若者だった頃…長野県の野辺山で高原野菜収穫のアルバイトをした夏を思い出した。
現実は厳しく辛い事が多いのだが、日の出と日の入り、その時ばかりは何にも変え難い一瞬一瞬がたしかに存在していた。
その代え難さから離れられないから、失わない為に、今でも山仕事をしているのかも知れない…等と想ってみる…。
さて、スコアは今後の展開に期待しつつ。
このままシーズン2を観てゆこうと思う。
