荒野の狼

悪いオンナ「プレイヤー」の荒野の狼のレビュー・感想・評価

悪いオンナ「プレイヤー」(1999年製作のドラマ)
5.0
ちゅらさんで主演する前に、国仲涼子が初めて主役を演じたドラマ。初々しい国仲が正体不明の女子高生として登場します。一体、本当はセーラー服の似合う無垢な女子高生なのか、豹柄のタイトな服で男を誘う悪女なのか、めまぐるしく変化するストーリー同様、最後の5分まで目が話せません。多くの解説などにストーリーが書かれてしまっていますが、一級の推理ドラマとしてラストのどんでん返しが楽しめる内容ですので、予備知識はまったくもたずに鑑賞されることをお勧めします。タイトルひとつにも隠された意味があります。国仲の恋敵を演じる久野真紀子(クノ真季子)も成熟した美しさが印象的です。国仲と久野のベッドシーンなどもありますが、穏当な性描写ですので中学生からの鑑賞がお勧めです。ネットでも鑑賞が可能なようですが、結末がわかった後に、もう一度繰り返して見たい作品ですのでDVD化が待たれます。後味が爽やかなちゅらさんをはじめとする国仲ファンを裏切らない名作といえます。
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