きつね

ブラック・ミラー シーズン1のきつねのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン1(2011年製作のドラマ)
4.0
01 国歌
絶対忘れない衝撃の第1話。
豚のいる部屋に入っていく絶望感が凄かった。
これから本当にするの?!に異様な盛り上がりをみせる国民が怖い。そして1時間続く行為を辛い顔しながらも観続けるという。
自分に関係ない不幸は観たいという、汚く怖い人間の心がみれました。
まさにブラックミラー!!!
首相偉かったよ…
豚もお疲れさま…

奥さん優しくしてやれよ、と思ったけど旦那を見るたび豚が重なってもう前のように戻れない気持ちも分かる。


02 1500万メリット
ペダルを漕ぐ人と掃除をする人って仕事内容違うけど、これは選択制なの?
私はアビのようになるなら、一生ペダルを漕ぐ生活を選んでしまいそう。
けれども挑戦をする人達は尊い。
ペダルを漕がない生活になっても管理下のもと。
少し自由になった気がするだけ。


03 人生の軌跡のすべて
最初の面接のシーン、もっと内容に関わってくるのかと思ったけどそうじゃないんですね。
記憶なんて、うっすら覚えているのがいいんですよ。
あんな詳細を再生させられるのキツすぎる。
便利になることって、逆に生きづらくさせる面もあるんですね。
チップを入れたいかは絶対選択制にするべき。
私は入れたくないです。


3話とも、スッと終わるラストの静けさが印象的だった。
シーズン6まで観られる喜びよ。
このシリーズえげつなくて好き。
きつね

きつね