ジャッキーケン

ブラック・ミラー シーズン6のジャッキーケンのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン6(2023年製作のドラマ)
4.2
1話「ジョーンはひどい人」
映像的マルチバースを用いたマトリックス系の作品で「ランク社会」のような清々しい後味の良作

2話「ヘンリー湖」
課題制作のための地元ドキュメンタリーからまさかのどんでん返しでNetflixでよく見るクライムドキュメンタリーになってしまう着地がブラックな後味があって初期のブラックミラー感あって良かった

3話「ビヨンドザシー」
悲劇的な事件によって家族を失った宇宙飛行士が同僚の意識転送システムで失った家族の時間を他人の家族で補おうとする。鬱映画味が強くてシンプルなプロットながら居た堪れないラスト…

4話「メイジーデイ」
パパラッチを主人公にしてリハビリ施設に入るセレブを追う。パパラッチの人間性が終わってるプロ根性が胸糞悪さがあるけどまさかまさかの「そういう展開!?」ってなるツッコミと種明かしもないから監督が狼男アメリカンやりたかっただけじゃねーか!って思った。面白かったけども

5話「デーモン75」
3日のうちに3人の人を殺せ
さもないと世界が終わる
そう悪魔に命じられた女性が殺しに赴くウィットのあるブラックコメディのような作品で世の中クソまみれな人はクソほどいるけど殺すには勇気がいるってのがわかる