名探偵ポワロ シーズン10の3の情報・感想・評価

エピソード03
葬儀を終えて
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コメント5件
42歳から終活

42歳から終活

このコメントはネタバレを含みます

ロンドンから北の郊外のお屋敷の資産家リチャードアバネシーが亡くなり、彼の遺言が発表された。全てを相続すると思われていた甥のジョージが相続人から外され残りの親族で遺産を分配するというものだった。 集まっていた親族一同は驚きを隠せず、故人の妹コーラの「兄さん、本当は殺されたんでしょう?」発言で異様な空気に。翌日そのコーラが惨殺されて、顧問弁護士のエントウィッスルに依頼を受けてポワロさんは捜査を始める。 容疑者の親族達が、みんな癖があり後ろめたい事を隠して生きてるからなかなか本当の事を話さない。 このお屋敷の外壁が素敵。 ダウンタウンアビーみたい。 お庭も素晴らしく、芸術的な作品の様。 ロザムンド役の方が美しくていつも彼女を目で追ってしまってました。 犯人の動機が人間の欲深さを思う。 自分の立場に満足せず、自分の下の立場をみくだし「ここまでは落ちぶれたくは無い」と思いながら生きてる感じ。自分のやった愚かしさを理解してるからこそ最後のキレっぷりなのかなとも思う。
kiiiko

kiiiko

最後動機喋るところえぐみのある語り口で良かったな…
Leo

Leo

After the Funeral : "The journey of life,it can be hard for those of us who travel alone." 初めて視聴した思い出深いポワロ作品。 2023/7/5の再放送でタイトルを知った。 本作には、ポワロ史上屈指の名ゼリフが飛び出します。 2019年頃、岸惠子が『私の履歴書』の『悪魔の手毬唄』の回で、自身がアドリブで捩じ込んだ、「それでもあの人が忘れられなかった」というセリフを以って、残虐なホラー映画にヒューマンドラマの色味が宿った、と書いていました。上のセリフも、同じ力を発揮していると言えるでしょう。 場末のミステリー/ホラー文学も、一輪の純文学を宿してこそ、真の文学大国と言えるでしょう。こうしたセリフは、イギリス文学と日本文学の豊かさの裏付けと言えるでしょう。 本当の純文学は、読み手を勇気付けます。
Sunny

Sunny

今回は登場人物のそれぞれに置かれた感情が多種多様で面白かった。
いの

いの

このコメントはネタバレを含みます

騙された〜!が味わえるいいミステリ あのレンブラント、本当にあるのかな