BOB

ピーキー・ブラインダーズ シーズン4のBOBのレビュー・感想・評価

4.2
Season4。いよいよ後半戦突入。

安定の高品質ドラマ。Season3に負けず劣らず、ストーリーの起伏が大きい。暫定でベストシーズン。

ルカ・チャングレッタ率いるNYイタリアンマフィアとの血で血を洗う全面戦争、家族との別れ、共産主義という時代の波、、、、トミーの苦悩と孤独はますます深まるばかりである。

今シーズンのMVPは、NYマフィアのドン、ルカ・チャングレッタ役のエイドリアン・ブロディ。この最恐ヴィランの存在が、ストーリーをよりスリリングに、より面白くさせた。驚いたのは、ブロディにイタリア人の血は流れていないのに、イタリア系アメリカ人マフィア役が驚くほどハマっていたこと。ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)そっくりの喋り方、テイラードスーツの着こなし、佇まい、痺れるほど男前。

Peaky F*cking Blindersの気分を味わいたい時にはWhisky Blues♪を聴きながら🥃か、ブリティッシュなロックを聴きながら街を闊歩。ジンは、"癒えない悲しみが消える酒"。

メイ・カールトン役シャーロット・ライリーってトム・ハーディの妻なのか。


1.
シェルビー家危機一髪、絞首刑執行のとき迫る。マフィア来英。ショッキングな襲撃事件。

2. "It's just f*cking gone."
ジョン逝く、マイケル重症。マフィアを迎え撃つため一家再集結。末っ子フィンはジョンの穴を埋められるか。『GOT』ピーター・ベイリッシュ役でお馴染みエイダン・ギレンがシリーズ初登場。またもや腹にデカい一物を抱えていそうな胡散臭さMaxのロン毛ジプシー。

3.
共産主義者にイタリアンマフィア、トミーには敵が多すぎる。アベラマの息子は有望なボクサー。アーサー暗殺未遂。戦前の平和だったあの頃はもう戻ってこない。

4. "Happy Weekend"
ピーキー・ブラインダーズ反撃開始。息子かファミリーか、ポリーの葛藤と策略。"俺は成功した労働者の一例"。貴族の未亡人/馬の調教師メイ・カールトン&ユダヤ人ギャングリーダーのアルフィー・ソロモンズ(トム・ハーディ夫妻)come back.ゼネスト激化。

5. "Tommy Shelby, Why Not?"
トミーvsマフィアの銃撃戦勃発。ポリーとアベラマのおデート、マイケルはジプシーの元へ。ルカ、ソロモンズに接触。新しい命を迎えよう。トミーとフェミ共産活動家ジェシー・エデンの会合。

6. "Big will f*ck small."
アベラマ息子vsソロモンズの大男🥊。シェルビー家淑女クラブ。遂に決着のとき来る。さようならアルフィー・f*cking・ソロモンズ。悪魔とも手を結び、悪魔をも裏切るシェルビー家の宿命。トミー政界へ。
BOB

BOB