「リング」でお馴染みの山村貞子は登場するものの、それを影で操る黒幕 "恐怖の大王"との対決、1999年に流行った『ノストラダムス』、実際に起こった『スタンフォード監獄実験』、科学的観点からの謎解きなどをストーリーに取り入れることで、ホラーというよりはむしろサスペンス要素の強い異色の作品。
山村貞子役の矢田亜希子が可愛いので1ミリも怖くない。超能力モノによくある「普通の人間として生きたかった」設定を取り入れる事で、ラストは感情移入しやすいキャラクター像になった。
ノストラダムス研究家役の升毅、科学捜査研究所学長役の内藤剛志、医学助教授役の田辺誠一、意外と豪華俳優陣で、みんなカッコ良い。
双子の姉妹役で、幼き日の大島優子も出演。
死んだ息子が生き返った8話はエモかった。
貞子の呪いが炸裂する9話は流石に怖かった。
10話以降は全人類を滅ぼそうとする"恐怖の大王"との対決に目が離せなかった。
クライマックスの「別れが悲しいのは一緒に生きた時間が幸せだったからだ。だからちっとも不幸じゃない」は名言。
英語字幕で再鑑賞。