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ベター・コール・ソウル シーズン2のgeminidoorsのレビュー・感想・評価

4.1
はたまた本編内容とは関係ない話をしてしまうが…
当時日本ではそのビジュアルや音楽雑誌の取り上げ方に依り、妖しいアイドルバンドみたいな解釈をされがちでミュージシャン側も聴く側の私達も双方が大変に損をしたバンドにJAPANって輩達が居る。
ミック・カーンのBa.は独特なラインや間が紡ぐグルーブは独自の暗い輝きが感じられたし、スティーブ・ジャンセンのドラムも好きなオカズの入れ方でありハイハットの使い方は大変に勉強させて頂いた。個人的には好きで2枚程レコードを持っていたし。
然しなによりもそのJAPANのVo.デビッド・シルビアンのソロアルバムはなんとも形容し難い深遠な魅力を放ち、低音ボーカル好きのワタシには左下ギリのストライクなのであった。
内には難解というか実験的過ぎてあまり聴き返したりはしない作品もあるのだが、素晴らしい参加ミュージシャン達のレベル高い演奏はゾクゾクさせてくれる。
そんな中でアルバムeverything and nothingという二枚組内に"アルバカーキ"という名の短い曲が収録されているのだ。ドブロギターが奏でる朴訥で渇いた裏淋しさは何とも言えぬ味わいで、ワタシはよく気分で編集CDを焼く際には必ずこの曲を真ん中辺りでガラッと雰囲気を変えたいポイントに収録させてもらったりした。

本編ドラマでもB.B.でも、アルバカーキという地名が出る度にその曲を思い出していた。
聴いていた当時は歌詞も知らず、何より題が地名だとも知らず、金属音ギターの音色の渋さとメロディの不思議さに染み入っていた。

唯、それだけの話でした!
(音楽話に終始しちまいましたっ)

ついでみたいだけどさ、
マイク・エルマントラウトっていい役だなァとかジミーお人好し過ぎるヨとか想いながら、週末だけのアルコールに独り浸りながら書いてみましたとサ^_^
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