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警部補 古畑任三郎 1stのduneのレビュー・感想・評価

警部補 古畑任三郎 1st(1994年製作のドラマ)
5.0
古畑という人格のねじ曲がったおっさんの面白さもさることながらとそれと毎度渡り合える犯人たちのキャラクターの濃さ。劇作家としての三谷幸喜の資質にあまりにも合致しすぎている傑作。

特に、古畑の底意地の悪さによって犯人が追い詰められていく姿が痛快な第2話『動く死体』の粋な台詞回しの数々や、走行中の列車内でクルクルと場面転換を繰り返しながら古畑と医者の対決を描いた第8話『殺人特級』の編集のテンポ感が好き。
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