エリザベス女王の伝記ドラマ。義務教育を受けることが出来なかった20代の女性は、国を支配する年配の男性たちを相手に言うべきことを言い、国を立て直すことが求められる。時の首相に君主として立派に進言した後、遊んで帰ってきた夫に「綺麗だけど何か違う。僕が縮んだのかな」と言わせるの凄すぎる。家庭内で権力を奪われた夫は、妻に膝まづかせることに執着していたのだ。女王の職務を全うすることで家族が次第に崩壊していく全10話。日本でも女性天皇の大河ドラマやれば面白そう。あっ、女は天皇になっちゃいけないんだ。伝統を重んじる日本の男は女に跪くことができないから。クレア・フォイをアテた渋谷はるかさん（昔舞台観たことある！）は「良き相談相手を売るのです」を「える」ではなく「うる」と読むの時代性や格式ばったスピーチの感じが出ていて流石文学座の俳優だと思った。それにしても相変わらずなぜか売れてる田村真さん本当に蜷川幸雄の舞台（「キッチン」見た！けどまあ何とも…）立ってたとは信じられないな。season2途中で飽きちゃって1年くらい放置してます。
