あーる

ザ・クラウン シーズン2のあーるのレビュー・感想・評価

ザ・クラウン シーズン2(2017年製作のドラマ)
3.7
S2ストーリーを追った感想
・フィリップとエリザベスのすれ違いの夫婦生活。
フィリップは女好きと有名で、
数多く不倫の噂…でも証拠は無い…不思議すぎる。
写真の1枚も撮られないの?誰一人として口を割らないの?
でも「王室の男性は不倫して当たり前」という考えもあるみたいで…
でもこれってエリザベスの視点から見るとかなりつらい…
しかも称号まで要求されて。

・叔父エドワードの過去
父親を王の座から引きずり降ろそうとしていたり、
ナチスと手を組んでいたり…
このエピソードの最後には実際の写真まで出てきて…
見てはいけない歴史を知ったようで目が離せませんでした

・君主制か共和制
ずっとこれで揺れてます…イギリス王室。
なかなか複雑で。
色々考えさせられます。

・マーガレット王女の恋愛、結婚
元恋人のピーターの結婚報告を手紙で知って、
慌てて写真家のアンソニーと結婚。
アンソニー、色々な人と遊んでいて、隠し子もいるとか…
ほんと、私が口に出すようなことじゃないけど
王女なんだからもっといい人いなかったの!??なんて
王女の破天荒ぶりはけっこう好きです(ドラマで見る分には…)
女王と正反対な王女ですが、姉妹の絆がドラマでもしっかりと
描かれていて心惹かれるものがあります。
ピーターとの恋愛シーンもバイク(二人乗り)送迎とか素敵だったなぁ~。

・チャールズの教育方針
学校でイジメられたチャールズはイートン高校に行く予定で

・エリザベスと当時の首相との関係
女王という地位は変わらないが、
首相は時代ごとに変わる。
その首相との関わり方が時代によって色々で面白い。
普通に考えれば、女王と首相の2人の会話や関係性なんて
当人しか知る由がないのに、それを覗いてて、知れる面白さ。

・歴史的事件や事故
社会問題や事件を王室側、政府側からの視点で
歴史を見るのがすごく楽しい。
シーズン1ではロンドンスモッグ(大気汚染による公害事件)
シーズン2ではジョン・F・ケネディ大統領夫妻のアレコレと暗殺。

・キャスト
2シーズンごとにキャスト変更…
エリザベスを演じたクレア・フォイ
フィリップを演じたマット・スミス
マーガレットを演じたヴァネッサ・カービー
とてもとても好きでした。
特にエリザベスの、女王としての戸惑いや決意や
夫婦や家族の時の表情や…とにかく良かった~
あーる

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