鑑賞者

ラブ シーズン2の鑑賞者のネタバレレビュー・内容・結末

ラブ シーズン2(2016年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ep.11で脳が破壊されたたたたたねけねねけけこはとほほほほほほほるそむらぬたへへとはけほ。愛の探究者として、人は自分が不倫をされたときにどう振る舞うべきなのか、という問題にはずっと悩んでまして。僕はそれでもなお愛し続けるべきだと考えてるんですが(詳細は割愛)、本作を観て改めてその考えを強くしました。“不倫”という結果だけで判断して関係を終わらせてしまうことは簡単だけど、「相手はなぜ不倫したのか」と、相手を理解しようと努力してみることも必要ではないでしょうか。その結果、相手が理解できる存在に変わり、怒りが和らぎ、むしろ愛が強まる……。なんてことはただの妄想かもしれないので、実際に不倫されねば。
自我が芽生えてからこの方、他者との向き合い方に大変悩んでいる身としては勉強になるところが大きかった。
愛しているからこそ、距離を置かねばならぬときがあること。その人の成長を強いるのではなく、ただ見守ること。相手に問題があると考える“自分”の方に実は問題がありうること。直接に問題を抱えた人だけでなく、その周囲の人間もまた何らかの助けが必要であること(Al-Anon)。そして、間違いを犯したときは必ず謝ること。
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