mako

結婚相手は抽選でのmakoのレビュー・感想・評価

結婚相手は抽選で(2018年製作のドラマ)
3.7
少子化解消の為に法律化された、結婚相手を抽選で選びお見合いする“抽選見合い結婚法”にまつわる物語。

最初、この設定はどうかな〜、あり得ないよなと思いながら観始めましたが回を重ねるうちに、これって結構社会派なドラマだなと思った。

アニメオタクで潔癖症の主人公龍彦(野村周平)がお見合いを通して成長する。
3度断るとテロ撲滅隊に行かなかければない。でも断られれば回数には含まれない。その辺もミソになってる。

お見合いがなければ出逢わなかった女性とのお見合いを通して、色んな事情を抱えて結婚したくてもできない女性を知っていく。そして龍彦が人間不信、潔癖症になった原因も明らかになっていく。
女性だけではなく、龍彦の友人の悩みなども明らかに。

結婚というデリケートな問題を色んな角度から描いて深かった。

野村周平は人間不信で潔癖症の青年役を上手く演じてました。こういう役も上手いな。

中々良いドラマでした。
mako

mako