かんやん

フレークド シーズン1のかんやんのレビュー・感想・評価

フレークド シーズン1(2016年製作のドラマ)
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舞台はベニス……とは言っても、アメリカ西海岸。

最近、CGとかセット多用の映画・ドラマがやたらと増えたせいか、なんだか自然光を活かした撮影が新鮮に映る。(『クイーンズ・ギャンビット』のセットはそれは見事でしたが)

室内からガラス越しに街を撮るシーンが多く、そこにカリフォルニアの陽光がたっぷり降り注いでいる感じが良いです(自分は海志向の人間ではないですが)。主人公は免許もなく、携帯も持たず、自転車で街を流していると、ビキニ姿の女の子が挨拶してきたりとか。夕陽を背景にしたパームツリーの街路樹とか。

主演のウィル・アーネットは『ボージャック・ホースマン』の声の人、お世辞にも美男子とは言えず、なんであんなに若い子たちにモテるのか(ドラマだから)。断酒会で自らの体験を話しているが、息をするようにウソをつき、しだいに追い詰められてゆく。

離婚調停中の奥さん役がヘザー・グレアム。お懐かしい。
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