いくらでもエモく感傷的な展開に出来るし、逆に爆笑コメディにも出来る手腕があるだろうけど、
もの凄ーく絶妙なバランスのドラマに仕上がってる。
「日常生活のそこにフォーカスするかぁ！そこを描写するかぁ！」が好きでドラマ観ている自分にとって、名作ドラマ『セックスアンドザシティ』『フリーバッグ』に連なる新たな傑作だと感じた。
例えばエピソード9「モーニングス」。一組のカップルの付き合い始めから倦怠期、ぶつかり合いまでに起こるディテールの数々。（セックスへのテンション、向き合い方描写が秀逸）
ウディ・アレンぽいという意見も見聞きし、それも納得（アジズ・アンサリが主演・監督をこなし、スタンダップコメディ出身という共通点は言うまでもなく）。
選曲、はどれも物語の文脈とも合ってながら意外性も有り素晴らしいです。素晴らし過ぎです。
