"最終章:前編"の体裁を持ちつつも、4だけでしっかりまとまった構成、そして何度も迎えるクライマックス。(個人的には今回シーズンフィナーレが3回あると思いました)毎度のことながらあっという間に観てしまう。やっぱり面白いな〜〜〜！！
まずやっぱSTの何が凄いって、魅力的なキャラクターたちの活き活きとした描写だよね。3から3年も経って結構不安だったけど、見始めたら一瞬であの子たちが帰ってきた！と虜になってしまったよ。
そしてもっと偉いのが、しっかり新キャラクターを登場してその誰もが魅力的だってこと！エンゾ、エディ、アーガイル。みんな超良いじゃん。(GOTで好きなキャラの1人でもあったジャクエンフーガーことトム・ブラシアがエンゾを演じてて、超テンションあがった…)
キャラクターの話をしだしたら、キリがないんだけど、マックス推しの自分としては切なすぎる結末に…まぁ生きてくれただけでも良かった。あとはウィルだ！最初はこんな大きくなったに相変わらずマッシュルームカットで何とかしなよ…と思ったけど、これもまた彼が他の仲間と比べて、少年から青年へ成長しきれてない象徴でもあるのかなと納得できた。(皮肉だなと思うのは、ウィルはシーズン1で仲間たちに救ってもらったのだけど、その過程でウィル以外の仲間は一致団結して成長の過程を経てしまったから、ウィルは戻ってきたんだけど、どこか置いてけぼりな状況になってしまったのだよね…)
おそらく総勢20人近い登場人物、その誰もが印象的に残っていてこの手捌き手腕には驚くばかり。(ダファー兄弟、次のアベンジャーズ撮ってくれないかな)
ストーリーの部分で言えば、今回ランタイムがめちゃくちゃに長い割には、実はそんなに進んでるわけでは無いかな…？というような気も。ソ連組は行ったり来たりしてる場面や、カリフォルニア組はエルと会うまでが他のチームに比べてかなりカットされていたり、もっとスマートにできそう！とは思ったかな〜(ただ、ダレるとかは無いからその辺はすごい。)
制作者のインタビューで見たんだけども、制作側では今回の4を「ゲームオブスローンズのシーズン」と呼んでいたらしく、見終わると納得。複数の物語が進行したり、言われてみるとナイトキングそっくりなラスボス・ヴェクナの登場。そして、ファイナルシーズンを前にして"向こう側の世界"との壁の崩壊。
ファイナルシーズンは2024年！前よりはすぐに観れそうだけど、今から楽しみでしょうがない！
