Netflix制作、みんな大好きストレンジャーシングスのシーズン4のVol.2にあたる作品。
1時間半、2時間半というかなりの長尺でおくるVol.2でした。とりあえずキャラクターとシナリオの分岐が多かったです。面白いし、やりたいことは理解出来るんだけど、マイクたちを筆頭とするカリフォルニアサイドのキャラクターが最初から最後までほとんど活躍してなくて少し残念でした。最終作でもあるシーズン5ではキャラクターの分岐を減らしてもう少し欲しいです。どの海外ドラマもある程度は脚本と編集で話を引っ張る癖はありますが、そういう演出はわざとらしさが出てしまうのが否めません。
まあでもストーリーの流れ自体は好きだったし、今までのシーズンに比べると役者たちの演技もだいぶ見応えがあって良かったです。新キャラクターだとエディが一番輝いていました。演じる役者のジョセフクインもイギリス人には見えなかったし、英語もちゃんとアメリカ英語を話していて、役に合っていたと思います。
あと2年は配信されない気がするけど、最終シーズンがとても楽しみです。まだストレンジャーシングスを見ていないNetflixユーザーは、今から鑑賞することを強くオススメします。
以下はVol.1のレビュー。
Netflix制作、みんな大好きストレンジャーシングスのシーズン4のVol.1にあたる作品。
相変わらず80年代が舞台で楽しくて面白い青春ホラードラマになっていました。例によって続きが気になるし、視聴者の心を上手くくすぐっていると思います。ただシーズンを重ねるごとに個人的に結構微妙に感じているのがキャラクターの多さです。最初のシーズンだと少年世代、青年世代、中年世代の3つの話を追いかけてれば良くて、なおかつブレックファストクラブみたいに3世代の誰かしらに感情移入が出来るように作られていていましたが、シーズン4にもなるとキャラクターの行動の枝分かれが多過ぎて全体的にごちゃごちゃしていました。
編集と脚本でストーリーを盛り上げている一方で、編集と脚本がストーリーを無駄に複雑にしていて、応援したいなって思うような人物が登場してもすぐにカットが変わってしてしまいます。これはドラマあるあるの欠点だし、同じくNetflixが制作したDarkにも言えますが。。。残念だけど数人キャラクターを退場させた方が物語的にすっきりするのが否めません。でもだからと言って新しいキャラクターを殺しても見てる側はそこまで感情を揺さぶられるわけでもないので、シーズン1から登場しているお馴染みのキャラクターを殺す方が物語に緩急がつきます、順序がどうであれ、半ば新しいキャラクターのために古いキャラクターが殺される構成は馬鹿げてるし、勿体無いです。
あと今回で大きな悪役が登場したんだけど、シーズン5の完結に向けて無理矢理連れて来られて気が若干しました。演じてる俳優とかはなかなかハマっていたから、アベンジャーズにおけるサノスみたいにもうちょっと前から登場を準備していた方が良かったんじゃないかな。
まあ色々書いたけど、純粋に楽しかったし、とても好きなシリーズです。そして早く続きが見たい。。。にしても今回は特にエルフェンリート感が凄かったですね。ストレンジャーシングスが好きな人は今のうちにエルフェンリートを見て死や暴力に慣れておくのが良さそうです。
