ドクバリ

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン4のドクバリのレビュー・感想・評価

3.9
<シーズン1〜4の感想>
シーズン4で完結すると思い込んだまま観てたから、めっちゃ途中で終わってびっくりした。でもシーズン1からここまで面白かった。
いまのところシーズン2が1番面白かったかな。

ジャンル的にはSFホラー?、舞台は80年代アメリカの片田舎、主人公は子供たちってことで、最初の方は"ET"的なノリかなぁ、といった具合だったけど、どっちかといえば"スタンドバイミー"的というかスティーブンキング的な世界観なのかな。

懐かしい字体のタイトルバックと共に、ガッツリ80年代のノリのモワモワしたシンセ音楽が流れるOPがとにかく秀逸。

あっちの世界、ゲート、超能力少女、マッドサイエンティスト、バケモノ達、トランシーバー、チャリ、パリピ感のあるティーン達、、いろんな要素が絡み合って進行していくストーリーの中で、ゲートを閉じたり開いたり、、そして成長していくボーイ&ガールズ、、精神的な成長もそうだけど、シーズン3あたりで子供達の身長が急激に伸びてたのにはビックリした。

主人公の子供たちの中ではやっぱりダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)がずば抜けて良かった(ネバーエンディングストーリーのシーンは最高)けれど、バイプレイヤーの大人と青年達もとても良かった。

特にウィルのお母さん役のウィノナ・ライダーのヒステリックなモンペの演技は凄かった。
でも子供が訳の分からんことになったら、どこの親だって過保護になるか。
他から見れば頭がイカれたふうに見えるけれど、実はこの母が1番真実に近づいている、ってゆーこの構図が凄く好き。

なんでかんでで頼りになるマレー(ブレット・ゲルマン)とホッパー(デヴィッド・ハーバー)も良い感じで脇を固めていたけれど、1番最高なのはスティーブ(ジョー・キーリー)だよね。
最初のほうの印象は単なるヤリチンパリピバカって感じだったスティーブだったけれど、素敵な釘バット捌きでバケモノを倒したあたりからの彼の人としての成長は、観ていてとても頼もしかった。

シーズン5がやる頃には、子供たちはさらにでっかくなってるのかな。
楽しみ。
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