TaiRa

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2のTaiRaのレビュー・感想・評価

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最高。前作に引き続き同時進行で複数のドラマを展開して行く構成は見事。一つ一つのパートが面白くて1秒も飽きない。町を襲う脅威もスケールアップ。新キャラもどんどん魅力的に見えてくる。マックス可愛い。それに付随してルーカスとダスティンも可愛い。ボブなんかあんな泣けるキャラになるとは思わなかった。それにスティーブが一番オイシイ役になってたのもグッとくる。この作品は、最初に印象の悪いキャラが、だんだん良い奴になって、結果一番好きなキャラになったりする所が最高。人間を単純な役割に押し込めない。来シーズン以降でビリーの逆転を期待。ホッパーの葛藤なんて凄い泣けるし、ジョイスの素晴らしさは前回以上、ジョナサンとナンシーのときめきもヤバい、ウィルの受難は今回も続き、最後は『エクソシスト』チックな要素もあり、マイクとエルの再会にももちろん泣く。てか泣いてばっか。

ダファー兄弟(1、2、8、9話)の演出は素晴らしいし、プロデューサーかつ、前シーズンで唯一兄弟以外で監督したショーン・レヴィ(3、4話)も上手い。ゲスト監督でアンドリュー・スタントンが5、6話を担当。さすがは恋する童貞映画『ウォーリー』の監督。6話でキュン死にした。7話を担当したレベッカ・トーマスはインディペンデント系の女性新人監督。毛色の違うテイストで、特別感のあるエピソードになったし、あの話はとても重要だからプレッシャーもあったかも。今後、どんな人材を呼んでくるのかも注目。早くシーズン3観たい。1985年って事はもちろんあの映画やあの曲の引用が…?
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