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ラスト・キングダム シーズン4のtaruponのレビュー・感想・評価

4.2
相変わらず10話の中に、次々と新しいエピソードが投入され、ウートレッドも上がったり下がったり忙しい怒涛の展開、面白かったです。
ウートレッドだけに絞っても、ベバンバーグを取り返すための叔父や従兄との闘い、離れていた息子娘との再会、交流(そういえば、もう1人うまれたばかりの赤ちゃんがいたと思ったけれど、あの子はどうしちゃったんだろう) そして最後までついてまわるサクソン人の王一家との関わり。
そこに、エドワード、エセルフレド、アリスウィズといったアルフレッド王の残された家族達のマーシア、ウェセックスをめぐる戦い、家族内の対立が描かれ、もう一方でウートレッドとは今は相反する道を歩むブリーダの壮絶な生きざまも描かれる。

このシーズンでは、イーディスがとても魅力的なキャラクター。
エルドウルフの妹で、最初こそ兄に利用されているが、自分の意思で運命をつかみ取って行動していく姿がかっこいい。フィナンとよい感じになりそうなところも。
あと、ウートレッドの娘、スティオラも。
最終回、自分で道を選んで進んでいく姿はすがすがし。

最後は、これで全シーズン終了の雰囲気で終わったけれど、シーズン5が作られることになった(もう作られた)ようで、うれしい。
シーズン5は、どのくらいの時代から始まるんだろうか。
アゼルスタンが少し成長してきたくらいなのかな。
楽しみです。
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