もう夏

踊る大捜査線のもう夏のレビュー・感想・評価

踊る大捜査線(1997年製作のドラマ)
4.6
土曜日の夜、部屋にて鑑賞開始

臨海副都心台場にある湾岸警察署を舞台に、事件の謎解きだけでなく捜査する刑事たちの人間模様や階級社会で生きるサラリーマンとしての姿を描いた刑事ドラマ

正義
赤と青、譲れないもの
キャラも脚本も、ぜんぶが良い すべてが素晴らしい
ビジュ最高すぎませんか?ラフな前髪とカーキのモッズコート、片やオールバックカッチリスーツ……なんてことだ 正解ってやっぱこれなんだなと、しみじみ感じ入ります
室井さんは、尋常で美しく…… しかし心配になるくらい素直で、時に vulnerable で、たいへん可憐でもう泣きそうになりますよね 綺麗な人だ
まじで東京住みたいわ


Episode 1 サラリーマン刑事と最初の難事件
青島俊作(織田裕二)は、刑事になって赴任した湾岸署で、盗犯係の恩田すみれ(深津絵里)、老刑事・和久平八郎(いかりや長介)に出会う。管内で殺人事件が起き、捜査本部が出来るが、青島の初仕事は本庁のエリート刑事・室井慎次(柳葉敏郎)の運転手。室井は、被害者の娘・柏木雪乃(水野美紀)に対し非情な事情聴取を行う。

なんですか???面白すぎませんか?やめてくださいどういうことですか
シンプルにストーリーがおもしろい 限りなくドラマらしいサスペンスの幕引きっていうのか、すごいスッキリしていてよかった それにキャラクターが強すぎるわ 待って、主人公と対になる上司……すごいことですよ
最初のcoming soonの煽りから爆おしゃでしたし…… なんですかほんとうに……
あとちょっと作りが洋ドラっぽいのかなって思ったりもしたかな いろんなものに影響受けてそう 映画好きなんだろうな

コットンさんのカツ丼これだったんだ

港区台場レインボーブリッジ付近会社役員絞殺凶悪殺人事件

ユースケ・サンタマリアかわいすぎる

アメスピかあ~

「人のこと舐めるなってぇっ」

「これは、俺のたんこぶだ」

何か、思い出したことありますか

「あるよ、まいんちドキドキしてる」

「青島俊作、
都知事とおんなじ名前の青島です」
「青島くん……
事件は解決したんだ」
デッデッデーデッデッデレー


Episode 2 愛と復讐の宅配便
湾岸署に出勤してきた青島(織田裕二)が見たのは、「カエル急便」で届いた大きな荷物。中身は健康チェア-で、定年を間近に控えいつも腰痛に悩まされている和久(いかりや長介)への贈り物だった。贈り主がわからぬまま、勧められて和久はその椅子に座るが、実は椅子の下には爆弾が仕掛けられ、立ち上がると爆発するという……。

いっぱい笑っていっぱいおもしろすぎたうえ、ますます青島君がかっこよくまた室井さんがかわいらしくその性質を開花させ始めた か、かわいすぎる…… な、なんですか?どういうことなんですか ぜんいんのキャラがほんとうにいい だってまだ二話なんですよ?二話でこの親しみって技術凄くない?
踊る大捜査線おもしろすぎる……

あまりにもかわいすぎるんだよお~っ

「来なきゃ射殺するっ パァン」

「これー、手榴弾の安全ピンに似てるなあ」

「ワイヤーに触るな」
「……」
「……触っちゃったのか」
「はい……」


Episode 3 消された調書と彼女の事件
すみれ(深津絵里)は、女子中学生が突き飛ばされバッグを奪われた事件の捜査に燃えていた。自分も暴力の被害に遭い、苦しめられた経験からだ。犯人は、建設省幹部の息子。室井(柳葉敏郎)は、上司から事件のもみ消しを命じられ、湾岸署に指示を出す。一方、雪乃(水野美紀)は、青島に心を開き、失っていた声を取り戻す。

室井さんと青島君への贔屓が増すばかりの今日この頃です
室井さん…… うっ……青島君……
おれもうこのドラマだいすきになっちゃいましたどうしましょう?

「勇気だすときはね、怖い顔になんの!」

「何が言いたい」
「いいでーす」
「言いたいことがあったら言え」

「……絶対上に行ってやる」

「自分らしくやるっていうのは、結構難しいです
……ほんとに難しいです」


Episode 4 少女の涙と刑事のプライド
雪乃(水野美紀)は無事退院することができた。青島(織田裕二)は、室井(柳葉敏郎)の要請で、捜査一課が担当する連続強盗傷害事件の捜査に加わることになった。すみれ(深津絵里)、和久(いかりや長介)らは陰ながら青島を見守ろうとしていた。だが、張り込み中のバーで、青島は自分の追っている容疑者を逃がしてしまう。

室井さんへの思いが膨らみすぎてしんどくなってきた 綺麗な人だ…… 立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は直立不動 室井さん……
あと本当にストーリーがうまいですよね 関係性を大きく進ませつつ、無理のない最高の原因でまだまだおふたりの対比を描き切るという、これはほんとにすばらしいですよ
室井さん強く真っ直ぐ美しい万歳 可愛すぎる万歳 やさしい 万歳

はやくお父さんを失ったショックから立ち直ることですね、ここから見始めた人のために医者のデリカシー損なってておもしろかった

室井さん……!!!!!


Episode 5 彼女の悲鳴が聞こえない
一人で帰宅したすみれが襲われた。犯人は、逆恨みからすみれを追い回している野口達夫(伊集院光)。青島は和久から、かつてすみれが野口に襲われて腕に傷を負い、それがもとで婚約解消したことを聞かされた。野口は大胆にもすみれの部屋に忍び込み、室内で撮ったビデオテープを送り付けてきた……。

もう慣れた、ですって……。いま街頭インタビューにかけられましたら、いま世界でいちばんかわいいのは柳葉敏郎であると、そう答えてしまう自信がいまの僕にはあります みなぎっているのです 170しかないんだって……背筋を伸ばして、凛として歩くその姿がですね あの歩き方って、多分常に自己最長を記録し続けるためというか、もしかしたら常に弱みを見せないためなのかなって、矜持を律し続けるための覚悟なのだろうとすんなり心が沁み込んできてほんとに泣きそうになりますよね 心がカッコいい、美しいや
しかし青島、それはまじで危ないのでもうやってくれるな 室井管理官が叱ってくれなければぼくがおこってました

「……、かわいい?」

それは単なる馬鹿だろう

君が好きな伊集院さんってこれですか?

「固いのは生まれつきの性格です」
「ご立派です」


Episode 6 張り込み 彼女の愛と真実
青島(織田裕二)と和久(いかりや長介)は麻薬の売人と思われる人物の部屋の張り込みをすることになった。「張り込みグッズ」をかかえ、ワクワクしながら向かいのアパートに落ち着いた青島だが、部屋に帰ってきたのはなんと、あの柏木雪乃(水野美紀)だった。やがて雪乃あてに小包が届き、その中から大麻樹脂が発見される。

おもしろいいい……ぜんいんまんべんなく出てくるのにきちんと物語が動くという抜け目のなさ、キャラクターの株が上がり続ける魅力の引き出し方、おもしろっ……
室井さんがさ、青島君が 彼女は事情聴取で悲しい思いをしたんだ!っていったとき顔が抜かれたのとか、市民は協力する義務がある、ってマトリの方に言われて青島君がぴくってするのとか、芸が細かくて…… いずれ本気でふたりは対峙せざるを得ないのだろうと予感させる餌の撒き方が丁寧でござるlalala love somebody tonight♪
それにこれは毎度ですがエンディングの写真がかわいらしすぎませんか?すごすぎないですか?なんなんですかこのドラマは!おもしろすぎますよ!!

たまごっち

室井さんは……素直ですよね……


Episode 7 タイムリミットは48時間
青島は雪乃を本庁に渡さなかった。湾岸署で拘置できるのは48時間。すみれ(深津絵里)、真下(ユースケ・サンタマリア)らも皆で雪乃を守ろうとする。一方、本庁の捜査班も、メンツをかけてローラー作戦をかける。事態収拾を命じられた室井(柳葉敏郎)の立場は複雑だ。青島は、非合法カジノバーのオーナーから情報を得て動き始める。

青島君スパダリすぎる まじちょっと泣いちゃうかと思った
めちゃくちゃいいよなあ…… 湾岸署のみんなに心と信念があって、それぞれが自らの役割を果たし、それを室井さんは信じて待って もうピアノバージョンのlove somebody流れるとやぱちょっとグッときちゃうよなあ!真下君の 本日付で、のとこ、まじでやっぱすごい嬉しくなっちゃったもんね 一緒に拍手してさ よすぎる……いいドラマだなあ

「あんたのやる気は眩しすぎるよ
もぐらは眩しいの苦手だ」

正しいことをしたいなら、
偉くなれ

「はいひっかかりました」


Episode 8 さらば愛しき刑事
警視庁から室井(柳葉敏郎)がプロファイリングチームとしてパソコンおたく風の3人の青年を連れてきた。青島(織田裕二)は3人を手伝うことになる。聞き込み捜査で得た情報を報告する和久(いかりや長介)を3人は天然記念物と一蹴、全く異なるタイプの犯人像を推定する。はたしてどちらの主張が正しいのか。

うわあめっちゃおもしれえなあ……
なんかもう、シンプルに脚本がうますぎる 誰ですかこのドラマを作ったのは 緩急の付け方とまとまりと、抑圧の直後の開放、バランスがめちゃくちゃキレイでなのにわざとらしさもなくてめちゃくちゃ染み込んじゃう それに織田裕二だよ…… 織田さんがとにかく爽やかでいいやつでさ それでほろりときちゃうなあ
室井さん、いよいよ青島君への心添えがおだやかな彼の一部になってまいりまして、いっぱい信じてくれるしいっぱい心配してくれて、室井さん…… あなたのお背中をぼくたちはよく拝見しますね すこしさみしいような、見送るのも心地よいような 室井さん……

「二人に任同かける、以上!」


Episode 9 湾岸署大パニック 刑事青島危機一髪
青島は、殺人事件の容疑者の愛人を保護するという仕事を命じられる。すみれ(深津絵里)と一緒に彼女をやっとの思いで署に連れて来るが今度は湾岸署が報道陣でごった返してしまう。そしてその報道陣に紛れて謎の人物が……。警察官を志すことになった雪乃(水野美紀)は、湾岸署で真下(ユースケ・サンタマリア)に受験指導を受けていた。

ううっ…… おもしろすぎる……
次回予告の男、お魚さんすきな裏カジノのやつだ……!妙な顔するじゃないかとは思ってたんだ!
それでごめんお魚さんついでにぜんぜん関係ないんだけど、しょっぱい淡水魚っていうコント考えててね、熱帯魚屋さんにヒップホッパーが入ってきて ゼインの右ななめ後ろでフード被って踊り狂ってるあのハリーのイメージなんだけど、で奥からおじいちゃんでてくるんだけど、でんでんなのね それでハリーがでんでんだ、って言うんだけどダンスバトル仕掛けるんだよ それでヒップホッパーが狭い通路で踊り狂うんだけど、激しいダンスだから熱帯魚の水槽がしゃんがしゃん落ちるよね でんでん阿鼻叫喚 でもハリースタイルズはもうゾーン入っちゃってるから もうどうにもできないわな


Episode 10 凶弾・雨に消えた刑事の涙
青島(織田裕二)のもとに、和久(いかりや長介)が長年追う警官殺しについての情報があると連絡が入り、青島は室井(柳葉敏郎)に報告を上げる。やがて和久と青島は、「頬にキズのある男」についての情報を得る。その頃、真下(ユースケ・サンタマリア)と、雪乃(水野美紀)の目の前で乱暴な振る舞いをしている男が……。

おもしろいなあ……来るかなって思ってたけど、うまいなあ…… 青島君の傷が繰り返されて、室井さんはいちばんきついでしょう ちょっとおもしろすぎな あと一話で片付くのだろうか
同じミスの繰り返しがいちばん効く、これは創作の上でほんとうに学びになります

ミスのない捜査と、隙のない接待

同年7月15日、殉職

室井さん…… 室井さん……!


Episode 11 青島刑事よ永遠に
真下が撃たれ、意識不明の重体。湾岸署に設置された特捜本部では室井が指揮をとり、湾岸署員が必死の捜査を展開するが、青島は情報の入手経路を疑われ、警察庁監察官の監視下におかれる。すみれ(深津絵里)と情報提供者のいるイメクラを訪れた青島の前に、頬にキズのある男・安西(保坂尚輝)が現れる。

ちょっと……
なんなんですかこのドラマは…… これここで終えようとしてたんですか?すごすぎないですか?いえ……この気合の入りようからしてシリーズ化させる気はなみなみとみなぎっていたと思いますけども、なんの匂わせもせずこれをハッピーエンドとして描いてるところがめっちゃかっこいいなあ…… それにエンディング最高だった…… 良すぎた
最高でした

3月17日、午後6時59分 事件発生

「君の真似をしてみた
汗をかいた……」

室井さんかわいすぎませんか?どういうことなんですか?

「もうほんと、つかえませんでした さいてー」

しかし君はなぜこんな面白いドラマをいままで教えてくれなかったんですか?
次からはもっと早く言ってください よろしくおねがいします
もう夏

もう夏