あやの

踊る大捜査線のあやののレビュー・感想・評価

踊る大捜査線(1997年製作のドラマ)
4.3
超~面白かった😂
最終回まじ激アツ。

1話目は正直面白くは感じなかったんだけど。
事件も犯人もストンと落ちないし、主役にもいまいち感情移入できず。
主役のキャラがまだ不安定だったのか、心情の変化や発言に違和感を感じたりして。

でも2話目から!
事件自体もキャラにも対立構造にも、観たいと思わせる要素が増えていった。一話の密度が毎回濃い。
3、4、5話目くらいにはもうかなり楽しみになってた。

最終話への引きと最終話の盛り上がりはお手本のように上手く出来てる。

ドラマ全体振り返っても文句なしに面白い。
事件、主役、サブキャラ、王道の展開。でも全て思い通りにはいかない現実の厳しさと切なさも描きつつ、でもでも優しさもあり。

青島刑事は安心して観ていられる正義と優しさの塊だし、室井管理官も違う立場から正義を通そうとする良キャラだし、和久さんすみれさん真下に雪乃さん3アミーゴスすらも最後には好きになってたな~。(3アミーゴスでは課長がレベチでいいとこ見せるので結構好き)
これは人気になるの当然ですわ…。

恋愛を描いてないのも良い。

あと警察もこんな階級社会なんだ~と切なくなる…。

レギュラーにしろゲストにしろ、あの人だ!てのがめちゃくちゃ多くて見つけるのも楽しみ。
(松重豊、水川あさみ、甲本雅裕、阿部サダヲ、田中哲司、袴田吉彦、等もろもろ…居すぎて挙げられない)
亡くなってしまったけど伊藤俊人の演技の幅すご…この犯人マジで(顔)怖い。古畑ではあんなに賑やかな科研なのに。
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