KITAレディースクリニックに勤務する女医である北澤尚(戸田恵梨香)は激しい恋をしたことはないが、年上の医師である井原侑市(松岡昌宏)との婚約が決まり、仕事もプライベートも順調な日々を過ごしていた。
しかし結婚式まで1か月と迫り、新居へと引っ越すことになったある日、尚は引越のアルバイトで尚の自宅に来ていた元小説家の間宮真司(ムロツヨシ)と運命的な恋に落ちる。
尚と真司が本気の恋へと突き進もうとしていた時、尚が若年性アルツハイマーの前段階とされる軽度認知障害に侵されていることが判明する。
次第に真司は尚の病や2人の出会いをきっかけに愛することの意味や喜びを感じていく。そして尚がいつか自分のことを忘れてしまうという恐怖を感じながらも、真司は2人の愛の日々を小説に綴っていくことを決める。
若年性アルツハイマーの軽度認知障害が原因で起こるトラブルや困難に、尚も真司も相手と自分に苛立ちながらも、尚の病を理解し相手を支える真司の献身的な愛、尚の「自分が相手から頼りにされていない」苛立ちと真司のことを忘れていくことに苦しみながら真司を愛していく尚の強い愛が、ドラマを通じて描かれ、尚と真司の強い愛にキュンキュンさせられた。
真司が尚と再会してプロポーズするシーン、笑顔だらけの結婚式、尚が子供を持つことを決意するシーンなど、名シーンが満載。最終回での尚と真司の浜辺のシーンは、尚に対する真司の大きい愛があって泣けた。ラブストーリー初挑戦の戸田恵梨香のキュートな魅力、ムロツヨシのイケメンぶり、サイコな小池徹平など、キャストも魅力的で、爽やかな後味のラブストーリードラマ。
