フリーザ

金田一少年の事件簿 2のフリーザのネタバレレビュー・内容・結末

金田一少年の事件簿 2(1996年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

1期から連続で鑑賞。

□良かったところ
・剣持警部、明智警視、真壁、佐木などのサブキャラの目立つ回が多かった。また美雪メイン回があったのも良かった。
・1期で「ん?」と思ったトンチンカンなSEが無くなっていた。
・金田一のオンオフの切り替えの演技がだいぶ良くなっていて、事件解決パートがちゃんと頭良さそうに見える。
・死体のグロテスクさがレベルアップし、1期にあったチープさがだいぶ改善されていた。中にはそれを見せつけたいのか死体を過剰に映す話もあるくらい。
・剣持さんがさりげなく”はじめ”呼び、”美雪ちゃん”呼びになっていた。


■良くなかったところ
・撮影上の都合なのか美雪と金田一が一緒に行動する回が極端に減った。
・トモヨのキャラがブレすぎ。役者が同じなだけかと思って調べたけど「学園七不思議」「オペラ座の怪人」と「墓場島」のトモヨは同一人物らしくわけわからんことになってる。同じ役者なのは仕方ないとして別人扱いで良かった。
・漫画版になかった「悪魔組曲殺人事件」が微妙過ぎる。トリックもクソもなく駒と独楽を間違えただけってなんじゃそりゃ。
・明智警視のキャラがキモすぎるし雑魚キャラ感が滲み出ている。
・堂本光一のラップが下手過ぎる。


その他良いか悪いかは関係なく生き残りリストが出てくる演出や、決めゼリフの時の演出がパワーアップ、1話完結ではなく2話構成の話が増えたというのも特徴的。


全体的に良くなかったところの方が多く、他はまぁいいとして美雪不在の話が多かったのがとにかく残念でならなかったしトモヨの扱いに関しては絶対もっと上手くできたのでそこも残念。
良くも悪くも1期に増してヘヴィな事件が増え、特に「怪盗紳士」の絵描きのおっさんと「墓場島」のサバゲー大学生達は歴代被害者の中でも最低の部類でインパクトは強かった。
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