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ピュアのlemmonのレビュー・感想・評価

ピュア(1996年製作のドラマ)
4.1
※ドラマは時間的に観返すことが出来なさそうなので、過去メモを記録。


軽度の知的障害を持つが多彩な芸術のセンスを持つ折原優香。雪の日に交差点で助けられた沢渡徹との出会いとある美術賞の受賞をきっかけに彼女の生活に大きな変化が…。


とてもデリケートなドラマ。が、和久井映見がただただ愛らしく演じているので見ているこちらも素直に見れる。今ではひっぱりだこの堤真一の初ドラマらしく、当時、石原軍団の人かな?とか思ってた。

個人的にはミスチルの「名もなき詩」のほうが印象に残っていたりしたが、物語のほうも丁寧で(過ぎる?)堤真一と和久井映見の好演で楽しんで見てた。

和久井映見演じる知的障害者が主役ではあるが、どちらかというと堤真一、高橋克典、高岡早紀、篠原涼子ら他助演陣が演じている純粋な人間を目の前にしたときの自分自身への苛立ちなどが描かれている。
余計な事を考えずにただ感情のままに生きれたら…。ドラマなのであまり突っ込んだ内容ではないが、美化し過ぎているのも事実。

でもじんわりくる。
風吹ジュン、いるだけで安心。
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