私立探偵ダーク・ジェントリー シーズン2の右京のネタバレレビュー・内容・結末

2022/9/8-10
前シーズンよりもぶっ飛んだ設定ながら、キャラクターが把握しやすくなったことにより、全体論という基本コンセプトがスッと入ってくるストーリー。
シーズン1で謎として残した要素の回収を中心に、さまざまな特殊能力者が出てくるSF感はそのままに、別次元との対比がかなり強く出ているため、ストーリーが収束していくワクワク感が感じやすいと思う。
冒頭で別次元の状態を出しつつ、メインストーリーで主人公たちの次元の話を中心に展開する構成もかなり綺麗。
前シーズンは人物と魂を切り離して考える必要があったためにかなり頭を使ったが、今作はそこまで何も考えなくてもストーリーを把握できるし、より全体論としての強烈な伏線回収が効いていた。全体的にパワーアップした感じはかなり受け取れた。
まだまだ謎は残っていたし、おそらく次シーズンでどんどん回収していく感じだったのだろう。打ち切りで宙吊りになってしまったことは残念すぎる。