K

29歳のクリスマスのKのネタバレレビュー・内容・結末

29歳のクリスマス(1994年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

徹底的に不倫が叩かれるご時世を嘲笑うかのようなドラマ

不倫を断ち切れない松下由樹
遊び相手として弄ばれる柳葉敏郎
「ちょっとの理性を使えば分かること」すらわからなくなっている2人を優しく包み込む山口智子を見てると、人間なんて所詮“動物”でしかないんだなあと...
(それを分かってるから優しくなれる)

29歳になるとは合理的に物事を判断できるようになることではなく、
世間が〜だからに縛られず素直に生きることで自分を好きになること、そんな29歳でいたいと思いました

山口智子の「男に頼らず自分の足で歩いていきたい!」みたいなメッセージはあまり響かなかったけど、向田邦子賞も納得!
K

K