MIDORI

シカゴ P.D. シーズン3のMIDORIのレビュー・感想・評価

シカゴ P.D. シーズン3(2015年製作のドラマ)
3.0
FIREのほうは毎シーズン、51分署を排除したい消防局の人や他の消防士が来て、みんなで51分署から追い出すというお決まりのテーマがありますが、PDのほうは毎回悲しいことが多すぎる。衝撃的だったのはローマンとジャスティン。

特捜班に引き抜かれたアトウォーターの後釜としてバージェスと組むことになったローマンは、最初バージェスとも上手くいかず、トゥルーディとも特捜班とも上手くいきませんでしたが、シーズン2が終わる頃には特捜班をサポートする大事なパトロール隊となり、シーズン3でも余命の短い少年に骨髄移植するために自分の身体を犠牲にしたり、男気のあるカッコいいメンバーの一人になりましたが、とある事件を機に去ることに…湿った感じの別れではなかったので、去るのは残念でしたが、去り際もかっこよかったローマン。

シーズン1の最初の頃に問題ばかり起こしていて、父ボイトによって軍隊に送り込まれたジャスティン。軍に入隊後は更生して、妻子も出来て順風満帆でしたが、亡くなった軍隊の仲間の家族の手助けをして、最悪の結末に。荒れた少女時代を送っていたリンジーを引き取ってボイト家に迎えたとき、同じく思春期だったジャスティンは嫌な顔せずリンジーを受け入れてくれて、リンジーにとってもジャスティンは大事な弟のような存在でしたが、これはひどすぎた。PDってなんでこんなに不幸なことばかり起こるんですかね。

法律完全無視のボイトに反して、法律を遵守しているアントニオ様は安定のかっこよさ。アントニオがとにかく好き…なんでこんなにかっこいいの。

シーズン3冒頭で荒れまくっていたリンジーは、毎週薬物検査を受けることとボイトの家で暮らすことを条件に復帰することに。一度は別れたジェイとの関係は、相棒として過ごす過程で想いが再燃して、再び付き合うことになりますが、今度は堂々と付き合ってます(笑)

前回シーズンに自分の友人と不倫していたことにキレていたオリンスキーですが、このシーズンの冒頭で昔の浮気相手に自分の娘がいたことを知ります。その娘を引き取るといって、妻にキレられて家から追い出されたオリンスキーと浮気相手の娘。シーズン2でブチ切れてたのはなんだったんだ(笑)仕事してるときのオリンスキーは好きだけど、プライベートのオリンスキーが微妙すぎてもう見たくない。

ルゼックは一度大失態を犯してクビ寸前になりますが、トゥルーディの交渉によってクビを免れます(ボイトたちがやってる犯人をブン殴るとかに比べたら、ルゼックの失態はまだマシな気が…まだ3年目だし…)。ルゼックがピンチになったのはそのくらいで、シーズンを重ねるごとに成長しています。特にジャスティンの一件があったとき、怒り心頭で誰にもボイトに意見出来なかったとき、唯一ボイトに意見したのは下っ端のルゼック。そういうの凄く良いと思う、ルゼックがんばれ!

目が美しいジェイは、イケメンすぎて刑事に見えない。そして、イケメンの友人はイケメン…同僚マウスもイケメンすぎる。ジェイ×リンジーが見つけた僅かな証拠からマウスが決定打を発見する流れが増えて、顔の美しい集団たちのチームプレーが素晴らしいです。

次のシーズンでリンジーが完全降板なので、目に焼き付けなければ…リンジーいなくなるの早すぎるなぁ。
MIDORI

MIDORI