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ロー・アンド・オーダー:性犯罪特捜班 シーズン10のMIDORIのレビュー・感想・評価

4.0
約5シーズン頑張ってくれたケイシー・ノヴァク検事補がシーズン9をもって降板。キム・グレイレック検事補が新しく登場しました。この検事補が嫌味な女で、ケイシーのことを悪く言ったり、自分の成績のためなら強引に立件しようとしたり、不愉快な存在です。そして、シーズン後半ではアレックス・キャボット検事補が急遽復活!やっぱりアレックスは良いですね…個人的に好きな検事補No.1です。

前回シーズンでステイブラーにレイクの一件で疑われたことをきっかけに今まで我慢していたフィンの怒りが爆発して異動願をクレイゲン警部に出すほど激しく仲間割れしましたが、何度も相棒を失ったマンチがフィンに話した「教わったり教えたり、人生は巡る(circle of my friend, circle of life.)」という言葉が印象的でした。しかし、小児性愛者の男がステイブラーを挑発して、ステイブラーの娘の写真を小児性愛者向けのサイトに載せたことで理性が崩壊して強制休職。次のエピソードで復帰したと思ったら、次女キャスリーンが再び容疑者に。10シーズンを経てようやく見えてきた、エリオット・ステイブラーの生い立ちはなかなか大変なものでした。ステイブラー家が前に進めますように。

【ゲスト一覧】
1話:ルーク・ペリー(「ビバリーヒルズ青春白書」)
2話:ジョシュ・チャールズ(「グッド・ワイフ」)
3話:エレン・バースティン(「アリスの恋」)
4話:ジェームズ・ブローリン(「ウエストワールド」)
6話:ブリット・ロバートソン(「トゥモローランド」)
8話:ブレンダ・ブレッシン(「秘密と嘘」)
19話:ヒラリー・ダフ(「リジー&Lizzie」)
20話:エズラ・ミラー(「ファンタスティック・ビースト」)
21話:サイラス・ウィアー・ミッチェル(「プリズン・ブレイク」)
21話:アラン・デイル(「NCIS」「ダイナスティ」)

このドラマの面白いところは、シーズンを追うごとに立場が変わっていくところです。アレックスの恩師だった弁護士が判事になっていたり、判事だった検事が検察に復帰したりと、年月を重ねてステージアップしていくキャラクターに面白味を感じます。
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