MIDORI

ロー・アンド・オーダー:性犯罪特捜班 シーズン16のMIDORIのレビュー・感想・評価

4.3
このシーズンからカリシ登場です!ニックはカッとしやすくてまさにステイブラーの後任といった感じの刑事ですが、カリシは基本的に穏やかでたまにジョークも言ったり、マンチの後釜感のあるキャラクターです。この先のシーズンを見ていると爽やかな印象が強いカリシですが、初登場の頃は髭モジャモジャだったことを忘れていて、こんな風貌だったっけ!?と思わず笑ってしまいました。明るい性格のイタリア系で、ドーナツではなくカンノーリをみんなに差し入れしたり、初対面の人には「はじめまして!ソニーと呼んでください!」と言っても全員無視してカリシと呼んだり、新しい風を吹かせてくれました。

【ゲスト一覧】
1話:エマ・グリーンウェル(「シェイムレス」)
2話:テリー・ポロ(「フォスター家の事情」)
2話:ヘンリー・シモンズ(「エージェント・オブ・シールド」)
3話:デニス・ボウトシカリス(「ベター・コール・ソウル」)
5話:ハンナ・マークス(「ダニーのサクセス・セラピー」)
6話:クロエ・チェンゲリ(「パラノーマル・アクティビティ」)
7話:ルー・テイラー・プッチ(「サムサッカー」
8話:レスリー・オドム・Jr.(「SMASH」)
9話:ハリー・ハムリン(「ヴェロニカ・マーズ」)
10話:ハリー・ハムリン(「ヴェロニカ・マーズ」)
10話:ベッキー・アン・ベイカー(「グッド・ワイフ」)
11話:シャイロ・フェルナンデス(「赤ずきん」)
12話:アーマンド・アサンテ(「ゴッチ・ザ・マフィア」)
13話:ポール・アデルスタイン(「プリズン・ブレイク」)
14話:ピーター・マーク・ケンドール(「シカゴ・メッド」)
15話:リリ・テイラー(「シックス・フィート・アンダー」)
16話:ロバート・ヴォーン(「華麗なるペテン師たち」)
16話:マーシャ・クロス(「デスパレートな妻たち」)
17話:モリー・プライス(「サード・ウォッチ」)
18話:ロブ・モロー(「ナンバーズ」)
19話:ミッシー・パイル(「チャーリーとチョコレート工場」)
20話:ダラス・ロバーツ(「アンフォゲッタブル」)
21話:アンドレ・ブラウアー(「ホミサイド」「ブルックリン・ナイン-ナイン」)
21話:サミラ・ワイリー(「ハンドメイズ・テイル」)
21話:ロバート・ショーン・レナード(「Dr.HOUSE」)
22話:ブルック・ブルーム(「CSI:マイアミ」)

このシーズンから超絶不仲だったIABのタッカーとオリビアは仲良くなっていきます。さらに、これ以降のシーズンではこれまでのバチバチだった時代のタッカーではなく、オリビアやSVUに寄り添ってくれるようになるので、時の流れというのは本当に不思議です。最終話でもタッカーはオリビアの味方となってくれて、素晴らしい家庭裁判所の判事にも恵まれて、オリビアが念願の家族を持つエピソードには感動しました。

このシーズンでニックが去ります。CBSの人気ドラマ“コールド・ケース”終了後にSVUの新キャラクターとして加入しましたが、たった4シーズンで降板してしまい残念です。ニックはオリビアがドン底の時期に来たキャラクターで、ステイブラーとそっくりな熱血漢のニックは、年下ながらオリビアの支えとなりました。熱すぎる性格ゆえに何度もチームを危険にさらしましたが、そういったキャラクター性がまるでステイブラーを見ているような気分で、ニックのような弱者をいじめる者を徹底的に懲らしめるキャラクターがいるからこそSVUは面白いんだよなぁと思いました。マンチを慕っている姿も可愛かったですが、マンチが去って心に穴が空いてしまったニックの姿には胸が痛みました。4年間ありがとう!ニック・アマーロ刑事!
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