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僕らは奇跡でできているの作品集のレビュー・感想・評価

僕らは奇跡でできている(2018年製作のドラマ)
5.0
人生のバイブル
1番好きなドラマです。

【なぜ?】をテーマに進んでいく話
人の気持ちも考えず、
どうして?なぜ?を繰り返す。
そして自分で考えて答えを出す。

教育者が生徒に課題を出して、
【先生、答えはなんですか?】
【知りません。】
というシーン。

答えは、
自分が【知りたい】と思ったら調べますよね。
あのままにしてたくない。って思いますよね。
それこそが知的好奇心。
知的好奇心を揺さぶるのがものすごくうまい。
正解はいらないんです。
自分で考えて、
自分なりの答えに辿り着くということが大事。

【正しいかどうかわからないことを子どもに伝えることはダメ?】
全然そんなことありません。
子どもがなんでも言えるようにするためにも大人が正しいかどうかわからないことを言うのは大事。
高橋一生はその体現者。
正しいかどうかわからないけど、
自分でこう思った。
それこそが大事なんです。

【やりたいと思うならやる。
   やらなきゃと思うならやめな。】
このシーンがめちゃくちゃ好きです。
自分の知的好奇心で楽しんでいた理科。
楽しいと思ってやっていたら、
すごいと評価された。
そのうち理科では誰にも負けたくないと思うようになった。
そうすると、もっとすごいことをしないと!と思うようになった。
すると、理科が楽しくなくなった。
【誰かを見下そうとして何かをすると楽しくなくなる。】


そしたら、その派生で
みんな
【見えない自分を否定する人】を作り出します。
まわりからどう思われてるのか。
考えながら生きるようになります。

めちゃくちゃ共感。 

でも、そんな人のためにやりたいこと我慢するのってよくよく考えるとおかしいですよね。
やりたきゃやればいい!って心の底から思えたシーンでした。

【自分の中にあるものをどう活かすか。】
楽しみながら活かす。
何ができて、何ができないかでは決まらない。
何ができて、何ができないかなんて誰が決めたの?
やってみないとわかりません。
どんなちっさなことでもいいんです。
活躍できる場所は山ほどある。
僕はそう思いました。
小さな世界で悩む子ども、大人。
是非刺さってほしい。

人は必要なものがあるとき、
その必要なものを持った人と出逢います。
歯の有り難みを知るには、
歯が痛くならないとわかりません。
ケータイのありがたみを知るには
ケータイが壊れないとわかりません。
誰かの有り難みを知るには
誰かがいなくならないとわかりません。

僕が毎日出会う人たちも、
何かをくれるために僕の前にいるのかな。

そう思って生きようと思いました。

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