全15話もあって最初は長いと思ったけど、いざ終わるとなるとあっという間。
今回、シーズン2だったけど、正直前シーズンからそこまでハマってなくて。
弁護士モノだけど、民事がメインだからか、いわゆる法廷シーンってのがなく、あんまり敵対する構図ってのが見えなかった。
だから、そこまでドラマチックな展開もなくて、物足りなさを感じていたのは事実。
だ け ど
今回は第10話から一気に面白くなった。
それまでの1話完結型のクライアント対応の話ではなく、今シーズンから加わった上杉(吉田鋼太郎)とのバチバチしたやり取りが際立ってきてすごくハマったんだよ。
もともと、シーズン2は上杉の復活がミソだったんだけど、10話になるまではあまり目立ってなかったから、あえて続編を作るほどなのかなって思ってた。
それでいて、このドラマってキャストは豪華なんだけど、キャラクターがちょっと微妙なところもあって、全体的な面白さがなかなか伝わってこなかった。
いや、キャラクターは個性的ではあるんだけど、海外ドラマのリメイクだからか、セリフや言動がちょっと不自然にアメリカ感出してくるのがむずがゆくて。
最終回も、大輔(中島裕翔)と真琴(新木優子)のビンタからのキスとか、日本じゃそのシチュエーションおかしいだろって笑っちゃった(笑)
むしろ、『半沢直樹』みたいに、日本の漫画や歌舞伎っぽいコミカルさを入れた方が、日本人には合うし受け入れやすいなってのは感じてた。
だから、このドラマはわかりやすい敵対する構図をもってきた方がハマるだろうなって思ってたから、上杉には期待してたんだけど、それがようやく第10話から発揮されてて。
あの吉田鋼太郎の絶妙な悪役感が見ごたえあった。
それこそ、漫画キャラみたいな雰囲気があって好きだった。
終盤の盛り上がりがよかったし、最後、ほんの一瞬だけ、リカとカンチ(『東京ラブストーリー』)の雰囲気を感じられたのは個人的によかった!