好きと言っていいでしょう

あすなろ白書の好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

あすなろ白書(1993年製作のドラマ)
3.6

キムタクがまだ知名度がない頃なので、珍しい振られ役でした。ただ1人だけずば抜けて男前だし、アプローチもセリフもいつも通りのキムタクでした。俺じゃダメか?はカッコ良すぎます。

あすなろ会は5人中3人が掛居君のことが好きという、かなりドロドロした会で1話の時点で結構ギスギスしてたので、青春感はあまりなかったです。

そんなモテモテの掛居ですが、どこにそこまでの魅力があるのかわからなかったです。ずっと付き合ってた彼女を振り、4年ぶりに再会したからって1年間同棲した彼女を振るという結構クズな人でした。

星香も掛居に振られたから、そのショックの勢いで松岡と寝て子供産まれて、松岡の死後もずっと松岡を愛してたと先輩面していましたが、全然説得力がなかったです。

この2人よりさらに上回るウザさを持つのが主人公のなるみで、掛居君は永遠の恋人と言いながら、掛居と良い感じになりかけたら、あたしを苦しめないでと拒絶し、掛居が好きで悩んでるなら行動しろよとアドバイスされたら、人を好きになることが疲れたとまた拒絶して、会いたいよとまた悩むという、迷惑なサイクルを繰り返していました。あげくに妻子のいる社長を誘惑したのはびっくりしました。

取手がこの3人に比べると良い人すぎて、絶対に取手を選ぶべきと思いました。

期待してたよりは面白くなかったです。