ハンド・オブ・ゴッド シーズン1のしおりのレビュー・感想・評価

よく聞いているポッドキャストがたまたまキリスト教を特集していて、それを聞いた直後に観たので
主人公が洗礼を受け傾倒していく様子が少し理解しやすかった。
それでも無宗教の私は「うーん…」となる場面も多く、信仰心を試す感じや
あらゆることを神の言葉として正当化する姿勢には狂気を感じた。

子を想う親ゆえなのか、既往があったのかがよくわからないけれど
主人公の判事の幻覚や幻聴がもたらす周囲の人への問題波及が辛い。
社会的に立場のある人だからこそ、家族や友人が医療につなげないところがリアルで切なかった。