⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。
スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!
映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。
【1992年4月期ドラマ】
原作
深見じゅん
演出
山本和夫
出演
石田ひかり
布施博
渡辺満里奈
永瀬正敏
石野陽子
倍賞美津子
30年前の作品で思い出補正が入っているので、スコアは↑あれで!
もし2022年に見たとしたらスコアは→3.0これで(だって30年前ですから)
これは今リバイバル版の、
「悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」を見たあと1992年版を見た人はどう思うのだろう!?
原作未読…
なので1992年版、2022年版のどちらが原作に忠実に再現しているのかもわからず書いてしまいますが、2022年版の出来が演出も脚本も完成されている。
月とスッポンぐらいの差がある。
撮影技術も演出方法も30年前と比べては駄目なのは当たり前ですけどね。
古い作品なので再鑑賞
【30年前の感想】
田中麻理鈴(石田ひかり)がT・Oさん / 田村収(XIU JIAN (修健)さんに一目惚れ、峰岸佐和(倍賞美津子)の力を借り(助言)出世街道を上り詰めて会いに行く話し。
当時は現在より女性蔑視が強かったため、ライバル新人、お局女上司、威張るだけのおっさん上司をバッタバッタ倒していく田中麻理鈴の姿にエモーショナルを感じた女性は多かったのではないだろうか。
世の中の不満のガス抜き作品ですかねぇ
主題歌もドラマに使用している、
「Thank You My Girl」RABBIT
ではなく、
「うっせぇわ」Ado
の曲がピッタリ合う感じ。
私は普通に面白い程度で見ていた記憶があるが、作品内容は殆ど忘れていた…
覚えていたのは、
①オープニングで“石田ひかり”がマンゴーにかじりついていた
②終始“石田ひかり”が美味そうにタバコを蒸していた
③T・Oさんとは最後まで接点がない。ラスト数分でやっと接点が生まれる
ほとんど忘れている…
【30年後の感想】
2022年版を見てしまっているため比べてしまうが…
まぁーーー…展開が…悪い…
徐々に階を上がる(地下の総務部備品管理課から13階まで移動)ことによる出世エモーショナルが全く感じない…
T・Oさんの一途さが無く(恋愛観はある)それは出世意欲にベクトルが向いている…
まだ男性の下で結婚までの腰掛けで働く感が半端ない…バブル時期でも思想はこんなものだったのか感が残念…
※現実世界はどうだったかは当時学生なので分かりません
あと1番の最悪な点が虐めの演出が濃い…
女性の敵は男性だけでなく女性も色濃い…
この色濃い演出が最悪…
田中麻理鈴のイジメにヤラれての自宅に帰って酒浴びる→疲れて爆睡→元気を振り絞って働く→イジメにヤラれて〜のデススパイラルは見ていて嫌な気持ちになった…
それだけ今のドラマでは描かれなくなったとも言える…
なので冒頭で書いた、2022年版を見た人が1992年版を見てどう思うのだろう!?と言う疑問が出てくる。
どちらも見ていない人には、まず1992年版を見て2022年版を見るのをオススメする。