データ少佐

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌のデータ少佐のレビュー・感想・評価

5.0
本当の戦いがついに始まって、
劇的に話が進んでいく。


ハイライトは、

好きなキャラ同士の凄まじい戦いが見れる、
「戦利品」。

「壁の向こう」では、
本編もすごいが、
移動中のキャラ達の会話が、また秀逸。
ハウンドが初めて見た印象とはすっかり違って、
ツッコミ担当(?)と言った感じで
なにやら微笑ましい。
この話のエンディングでは
さらに絶望感を植え付けてくる。


緊張感が凄まじいドラゴンピットでの会合。
そして、すべての元凶に制裁が下される、
「竜と狼」。


ほぼ、全てのストーリーは
だいたい
行き着く場所に
行きついたのかな…


ただ、ここに来て、
シーズン4までは顕著だった
作風があまり見られなくなりました、


その作風というのは
つまりは
「どの登場人物も、
非現実的な幸運は与えられず、
一方で不幸や苦痛、
惨死(見せかけの死であることもある)が、
主役・脇役の区別無く、
読者の愛着も問わず、
あらゆる登場人物に降りかかる。」
と言ったもので、

今はただただ
英雄的。

それはクライマックスに向かうにつれて、
仕方のない事なのかも知れない。

うーん…
それで良いハズなんだけどね。

不幸を願うなんて、ね。
データ少佐

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