Train

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記のTrainのレビュー・感想・評価

3.0
世界一見られてるだろう海外ドラマにようやく手を出す。長すぎる上に最終シーズンがやらかしてるので今までは全く食指が動かず。しかし気づけば2020年も残り僅か。2010年代の最大のポップカルチャーを今年も見逃すのかと私のゴーストがうるさいほどに囁いたので、S1だけなら、と渋々再生ボタンを押したのである。

てっきり見るまではエログロの『ロード・オブ・ザ・リング』でファンタジーチックな物語かと思っていたが意外と政治ドラマと大河ドラマの特色が強い。正直言うと前半5話までは退屈で何度か寝落ちした。玉座の奪い合いなのだから多少の血なまぐささはあるとは思うが、まさか昼ドラのドロい展開で始めていくとは思いもしなかった。何億もかけて昼ドラかよ!と思うと笑えてくるが苦手な人間からすれば最早苦痛でしかない。これを全シーズン合わせて62時間10分も見たくはない。(多分今シーズンだけだとは思うが)

6話以降の、エダードが裏切りに遭ったり、デナーリスが女王として才覚を発揮していく辺りで徐々に面白さが出てくるが他のドラマのS1に比べると見せ場がなさ過ぎる気がしてならない上に展開が遅い。物語や世界観の説明に時間がかかる最初のシーズンは多少展開がノロいと思わられようとも、話数不足で失敗するよりマシなので普通時間は多めに取るとは思うし、制作陣の立場を思うと理解はできるがだとしても盛り上がりの一つくらい入れてほしい。役者陣の演技は良く特にほぼ毎度エミー賞を取ってたピーター・ディンクレイジは始まりから印象的だったが、S1ではキャラクターとしては特に目立つことはなかった。他に見所があるとすればエミリア・クラークの美貌ぐらい?

とそんな感じだがS1は序章。ここから面白みが出てくると他の方も言ってるので期待はする。最終シーズン見るのが怖いが。

てかまた家系図覚えとかないといけないのか…めんどくせー。
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